ある夫婦の会話

今から約35年前の ある夫婦の会話


 


夫(大体37~38歳)


妻(大体30~31歳)


 


一人息子が小学校に入学した頃の会話


 


夫 「義務教育は誰の為にあると思う?」


 


妻 「そりゃあ私達国民の為でしょう!? 『義務』とは言うけれど『国民の権利』」


 


夫 「それは 『君を主体』に考えての話だよ 主体を『国』にして考えてごらん」


 


妻 「?!」


 


夫 「国が『右を向け』と言えば右を向く 『左だ』と言えば『左』 そう言う人間を作るのが目的とも言える」


 


妻 「そんな事って [d276]」


 


夫 「国はね 『それはおかしいよ!』と思う様な人間は そんなに沢山要らないんだよ」


 


その時の妻の驚きは大変なものでした [d234]



 これは 夫の仕事時のスタイル


 


万年床の周りに 本や資料がうず高く積まれている


 


一般に想像する 背筋を伸ばして立派な机に向かうスタイル とは かなり違う


 


つまり 私たちが思い込んでいる 「当たり前でしょう」は 


決して「当たり前」ではない って事


 



 


今 遠くから どんな思いで私達を見ているのかな?


 


「そんなこと 僕の知った事じゃあないよ」って


一応は そんな意地悪を言いながら心配してくれているような


 


そんな気がするなぁ


 


彼の見解が聞けないのが 本当に残念無念 [d221]


 


 












































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