斬ることをためらってしまう相手
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けんちゃん
2009年02月17日 02:06 visibility38
ひとつ前の記事で、桑田と清原の関係について書いた。僕の中での彼らは同じチームなんだよな。〓
彼らの関係からあることが思い浮かんだ。
僕はいい投手がいると打席に立ってみたくなる。その一方で、捕手としての自分がボールを受けたくもなる。そこに線はないのだが。
普段、受けさせてもらってる投手のことを思い浮べてみたが、どうしても自分が打席に立つイメージが持てなかった。
これは、相撲でいう同部屋の優勝決定戦のようなものかもしれない。かつて若貴対決があった。僕にも弟がいる。想像するに、おそらく平常心で相対することはできない。何かしらの変化は出るだろう。
チームメイトというのは、家族も同然である。その相手に闘争本能を燃やすというのは容易なことではない。敵にはできないという感情は理解できる。
メジャーの投手の中には、打者とは絶対に仲良くしないという者もいる。仲良くなってしまえば、いつか他のチームになった時、体スレスレのボールが投げられなくなるからだ。
どちらが正しいわけでもない。でもそこには心がある。だからこそ、野球はやめられないのだ。
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