巨人ファーム試合感想�

７日のファーム試合の感想を忘れないうちに投手の感想を書きます。

先発のオビスポ・・・前回も少し触れましたが内容としては球に力があり、ストレートで押すピッチングでときおり制球を乱してカウントを悪くする場面もあったが要所を押さえていた。ただ球数が多くなってストレートの力が落ちた７回にストレートを狙われ２ホームランを許し、結果は７回３失点でした。内容としてはヤクルトのメンバーが一軍の控えクラスが多く出場していた事をかみすれば十分合格点でしょう。来年以降はもっと１軍で使いたいが外国人枠の関係で微妙・・ただグライシンガーは以前ほど安定感はなく、ゴンザレスは２年目も同じ投球ができるかはわからないのでこの二人を凌ぐ実力をつけてくればチャンスはあるでしょう。

上野・・・８回は相手のヤクルトが左が続くところで登板したが先頭バッターをフルカウントから甘い球をヒットされ、続くユウイチにホームラン。左打者に簡単に打たれては正直厳しい評価ですね。球に力がなくコントロールも特別良くないし、変化球の切れもいま一つで来期の戦力外候補。左投手は貴重ですが社会人入りで３年間一軍経験なしで年齢といい見切り時かなと。

会田・・・上野を引き継ぎワンポイントで出てきて内外をコントロール良く投げわけ最後は高めのボールで三振にとり会田らしいピッチング。２００７年に少し活躍したがその後はスランプで１軍では結果はだせていません。評価が難しいタイプではありますが巨人にいないタイプでもありますので戦力外の判断はもう１年は様子をみてからでも遅くはないでしょう。ファームでも中継ぎでほとんど投げているが来年は個人的には先発で見てみたい気はする。

金刃・・・最近、ファームのストッパー的に使われていて結果もだしているので期待して見たが結果として抑えている印象で球が全体的に高く、ストレートの力、キレとも今一つに見えた。これは内海、高橋にも言えることだが金刃は右打者のインコースのクロスファイヤーが生命腺でこれがよくないと外のスクリュー系のボールが生きない。ファームで１、２回くらいだと金刃ぐらいの変化球とコントロールがあれば抑えてしまうので結果がでてしまう状況だと思う。去年も２軍では素晴らしい成績なのに１軍では結果が出でてないのはストレートの走りが戻ってきていないからだと思うのでもう少しファームでストレートを鍛え直してから１軍にあげてほしい。

寺内・・・野手編で言い忘れたのでひと言いうと打撃の調子はかなり上向いてきている。今日出たメンバーの中でも田中と共に印象に残った。元々守備は素晴らしいので後は打撃を２割５分（４回に１回）くらいにあげれれば控えとして１軍に入ってくる。CSシリーズでも相手投手に（ドラゴンズ、阪神想定）いい左投手が多いのでおそらくメンバーに入ってきそう。