
代走鈴木という武器が今年はある!
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ストーブリーグ大好き
2009年09月26日 01:38 visibility114
V3達成したのでCSまではしばらくじっくり書きたい内容があったら書こうかと思ったのですが今日の広島戦でちょっと気になるシーンがあったのですこし書きたいと思います。
巨人は2対2の同点の8回裏に4年連続2桁勝利を目指している内海に代え代打古城を送ります。その古城がきっちりヒットで出塁し、とっておきの代走鈴木を送ります。次打者坂本でその初球にいきなり盗塁を仕掛け見事成功。その後坂本がバントで1アウト三塁にして松本に代えて一応切り札の代打大道で勝負します。相手守備陣はもちろん前進守備で1点を防ぎに来る場面。結果ボテボテのショートゴロでしたが普通の選手では絶対に帰れない当たりでしたがホームに突っ込み、見事勝ち越し点をもたらしました。
この場面を見て、巨人ファンにとっては忘れもしない去年のある試合を思い出しました。
そうです・・・。去年の日本シリーズの第7戦の8回西武の攻撃です。
去年のあの場面も先頭の片岡が出塁して次打者の初球にスチールを成功されてた。その後確かバント(犠牲フライ?)で3塁に進み1アウト3塁でバッター中島でした。結果打った打球はボテボテのサードゴロでしたが片岡の素晴らしいスタートと判断で巨人はノーヒットで同点に追いつかれ、結局その後に越智が平尾に決勝タイムリーを打たれて日本一を逃した忌まわしい記憶の試合です。
上記の場面はテレビで見てた大多数の巨人ファンが最も印象的で悔しい場面として記憶に残っている場面ですが現場で目のあたりにした原監督にとってもそうなのではないかと思います。(その後原監督がWBCで片岡を選んだことからもわかる)
巨人がV3を決めた23日の中日戦でも7回裏4対3で巨人がリードした場面でもノーアウトからヒットの大道に代えて代走に鈴木を送り、初球にスチールを成功させています。今日の場面もそうですが1点がほしい場面で積極的に初球から鈴木を走らせていますが、これは原監督の中に去年の日本シリーズの西武の攻撃を意識しているのかこれまでになく初球スチールにこだわっているような気がしています。
又巨人は去年の日本シリーズでは鈴木をレギュラーとして出場させていたため終盤に代走鈴木を送るという作戦がとれなかった。(怪我の松本や日ハムだった工藤はいなかった)。しかし今年の巨人は松本がセンターのレギュラーとして出場しているため鈴木を取って置きの代走としてベンチに置いとくことが出来る。これは大きいです。これからのポストシーズンでは去年の日本シリーズのような1点勝負の試合が必ずあるでしょう。それを見据えて、原監督が鈴木に初球から走らせる予行練習をさせてるような気がします。
それにしても鈴木の盗塁技術はすごいですね。今日の試合も優勝を決めた中日戦の盗塁もタイミング的にはアウトだったが鈴木は2塁ベース上でスピードを落とさずスライディングするので審判も勢いでセーフにしてしまう。ホームへの突っ込みにしても鈴木以外では中々突っ込めないし余裕でセーフだった。
これからのポストシーズンに代走鈴木という武器を持っていどめるのは非常に心強いですね。
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