ボールマーク

コースのコンディションにグリーン上のボールマークが多いという書き込みをよく見る。

それを書いているご仁は自分のボールマークを修理しているのだろうか。

ボールマークを直さないのは勿論マナーに反する。

というよりそのプレーヤーの「レベル」を表す。

呆れたプレーヤーだと自分のボールの落下地点さえ解らない。

だからどれが自分のボールマークかも解らない。

これでは上達する筈が無い。

ボールが落ちた場所からどのように転がったか、ディボットの深さはどのくらいか・・これでグリーンの堅さや早さが解る。

打った番手や球筋だとどのように転がって止まるか・・これで転がしやスピンの腕を磨ける。

この二つは自分のショットだけでなく残りの3人のアプローチも含めて、この後のパターの参考や後のホールでのアプローチの参考になる。

ディボットの修理は単なるマナーでは無いのだ。

戦略上重要な行為である。

風を読み、ライを読み、芝を読むのと同じにプレーを組み立てる大切な「要素」なのだ。

グリーン上のマナーの問題ならスパイクマークの方がよほど大きい。