グラブのこだわり

先週のサンドラで、選手のグラブへのこだわりについて、放送していました。

井端さんは、少しでも軽くする。

川相さんは、ボールを受ける事だけで、形を作る。

渡邉さんは、グラブに付いた土を取らない。しかも、軟式用。

商売道具だもの、みなさんそれぞれの考え方で、使いやすさを追求していらっしゃる。

私は小学生の頃、ソフト部でしたが、父が形を作ってくれたグラブを使っていました。

企業の軟式野球チームに所属していた父は、『最初に下手なやつが使うと、下手な形になる』と言って、自分の野球の練習の時に私や弟たちのグラブを使って、形を作ってくれました。川相さんのやり方に近かったかな、と思います。

私のグラブなんて、商売道具でも何でもないけれど、野球で忙しくて全然遊んでくれなかった父が手をかけてくれたグラブを使うのは、なんだか嬉しかった覚えがあります。

さて、その父は、現在私の息子のグラブの形を作っています。肩と腰を痛めているから、遊びでちょこっとやるだけですが、「今度ソフトの試合があるから、グラブを預けてよ」と、息子のグラブを預かっていました。本当は息子ごと預かりたい、ぐらいの勢いでした...