インスパイア

すいません、太工応援団さんのここ最近の日記の内容である「魔球」について面白かったんで少し取り上げたいと思います。勝手に日記で書いちゃってごめんなさいw

 

さて、魔球ですが、現実的な球は全て太工応援団さんのページに載っていたのでそれはもういまさらなんですが、久しぶりに読んだマンガに面白い魔球があったので紹介したいと思います。

 

 

そのマンガは「キャットルーキー」

 

今は無き近鉄バッファローズをモデルにしたであろう「トムキャッツ」が、シーズンを通じて成長していくいわば野球マンガの王道なんですが、この中のピッチャーの一人、三日月投手(高三に野球を始め、その年にトムキャッツに入団)が三種類の魔球を投げられるようになります。

 

まず一つ目が、

 

・ウィザードドライブ

 

これは右打者専用の魔球なんですが、右打者の目線にまっすぐ進んできたボールが突如外角低めに45°の角度で落ちていく、というもの。右投手がトルネード投法で投げるスローカーブのような大きな曲がりをするが、スピードとキレがあるというボールであるが、この球はそのハンパない回転数からバットに当たるとよく飛ぶという欠点も併せ持つまさに諸刃の剣。

 

次に二つ目が、

 

・ウィザードライザー

 

これは主に左打者用で、今度はアンダースローで地面スレスレに投げたボールが、左打者のインハイめがけて急激にホップするというもの。

とくにこの球の秀逸な点はある位置からまっすぐ目線に向かって飛んでくるという点。

これにより、距離感をなくしたバッターが対応できず振り遅れてしまっていたのだ。

 

最後に、

 

・ウィザードヴァイパー(ヴァイパーは毒ヘビなどの意味だそうで…)

 

これは、簡単に言えば130km/hのナックル。

普通、ナックルは揺れて落ちるといわれていますが、この球はボールのスピードが速く落ちる前にキャッチャーまで届いてしまうのでスライドしたはずのボールが、手元に食い込んでくる、まさに魔球なんです。

近いところだと、去年のドイツW杯の日本−ブラジルで、ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(リヨン)選手が打ったミドルシュートがわかりやすいと思います。日本で一番のGKであるはずの川口能活(ジュビロ)選手が、触ることすらできなかったところからその球をバットでかするのは非常に大変であるといえるでしょう。

 

 

 

どうでしょう。もちろん、マンガであるがゆえに生まれた球ですが、理論上はそういうことも起こりえるということで・・・もし興味のある方はぜひご一読を!!

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