<プロ野球>守備の固い巨人、という不思議なフレーズ<巨人>

ラミレスがスタメンから外れ、レフトには亀井が入りました。これで、サードの古城を除くとそこそこ以上に守れる選手が全ポジションに。目新しい光景です。


レフト方向への際どい打球は、亀井が問題なく処理をします。

亀井は試合終了間際の最後のプレーで見事な判断からアウトを取ったように、守備でのセンスは並々ならぬものを持っています。

内野守備については苦言を呈することが多いですが、経験を積み、更に練習を重ねることでいっぱし以上の守りを見せてくれるようになるでしょう。(誉めたり貶したり忙しいですね(笑))


いやー、それにしても亀井・長野・高橋由と並ぶ外野はなかなかどうして、壮観ですね。

長野の守備が昨年と比べて飛躍的に良くなっていることもあってか、守備範囲の面でも高橋由をカバーしたり、今日も7回には打球を上手く処理して打者走者をアウトにしたりと大活躍です。


内野でも、坂本がたまにエラーこそするものの、素晴らしい守備を毎試合のように見せてくれます。

ヒット性の当たりを防いだり、判断よくアウトを取ったり、地味なところでピンチを最小限に食い止めたりと、こちらも大活躍ですね。

それが当たり前のような感覚になってしまい、いちいち誉めるようなことはなくなりましたが、彼の守備での貢献度はとても大きいですね。



この陣容を見ていると、ラミレスはいなくてもいいんじゃ?なんて、改めて思ってしまいますね。マルちゃんみたいにファースト守れないし。

今の統一球野球を考えると、必要なのは確率は低いけどホームランを打てる選手(ただし守備は壊滅的!)ではなく、あくまでチームの歯車になれる選手(普通以上に守れるなら何の問題もなし!)であることはとっくにわかっていることですしね。

長打が打てる選手は魅力ですが、得点と失点の収支が計算できないんじゃお話になりませんて。西武のおかわり君並に打つなら文句はありませんが。



センターは長野。ライトは基本的に高橋由で、状態が悪ければサブロー。レフトは亀井、時々矢野や若手(大田・橋本・隠善)。

あとは、サードで山本や中井を試せれば完璧……!なんて勝手な妄想をしつつ、眠るとします。



忘れていましたが、最後に試合についてです。

由規は一昨年ぐらいの状態に逆戻りでしたね。肌寒い神宮で直に見たへっぽこ投球を思い出しました。

館山・イムも離脱しましたし、畠山は絶不調、バレンティンは扇風機化、青木は相変わらず自分のバッティングしか興味がない、宮本のおじさんはお疲れ。

ヤクルトもそろそろ限界ですかねぇ。セリーグは更に泥沼の様相を呈しそうです。

そんなヤクルトが勝手にくれたチャンスにヒットが出るという好循環もあって、巨人は勝ちました。ただ、巨人の調子がいいようには決して見えませんが……。


しかし、次打者が投手とはいえ、1割台の打者古城を2度も敬遠するってのはちょっと……次の回に先頭の坂本に出塁されたりしていますし、負わなくてはいけないリスクを無理矢理回避したりと、ヤクルトに余裕が無さすぎですね。

そのうち、同じようなことをやって痛い目を見そうです。先のなさそうな戦いぶりです……とはいえ、巨人がヤクルトの上にいくっていうのは、全然想像ができないのですが。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。