ボルトとパウエル

陸上のリエティ・グランプリは7日、イタリアのリエティで行われ、男子100メートル決勝は前世界記録保持者で北京五輪5位のアサファ・パウエル(ジャマイカ)が9秒82で優勝した。9秒69の世界記録を持つウサイン・ボルト(ジャマイカ)は出場していない。
結局選手というのは、タイプがあり、パウエルは、自分でも言っているように一発勝負に強い。事実今年の五輪までボルトに奪われるまでは世界記録保持者であった。今日もボルトは、今年の日程を終了してジャマイカへ帰ってしまったが、パウエルは、まだ転戦を続けている。
まあ、一発勝負が好きだからというのがすべてではないが、五輪とか世界選手権のように4回も走らなくてはならない競技会は苦手のようだ。去年の世界選手権と今年の五輪は、金メダルを取れず。
ちなみに今年のスーパー陸上(9/23等々力)には出場しないようだ。
ボルトは、去年までは、一発勝負は苦手みたいだったが、今年は、一発勝負も自己記録を伸ばすし、五輪でも走れば走るほど記録を上げていき世界新記録まで出してしまった。今年のボルトを見ていると一発勝負にも強いし、世界選手権とか五輪のように4回も走らなければならないレースでも強さを発揮するオールラウンドプレーヤーだ。
パウエルが一発屋を抜け出せるか、来季に注目。



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