爆勝宣言

昨日、久し振りに「爆勝宣言」を聞きました。
昔、まだ新日本プロレスが猪木さんのアホな介入に振り回されてグダグダになる前、橋本真也の入場テーマであるこの曲は、ほぼ毎月聞いていました。会場で。
例えば、恒例だった東京ドーム興行(闘強導夢)。
あのイントロが流れた途端、ドーム中に地響きのような歓声が沸き上がります。
そして、イントロが終わり、シンセのパートに入った途端会場中から「はっしもと」の大コール。
90年代、日テレでG虎戦を放送した時だけ試合をチラ見してたプヲタでにわか阪神ファンの僕にとって、昨日のハシケンの入場シーンは、本当に淋しいものがありました。


橋本真也、彼は良く言えば自然児、一般的に言えば立派な人でなしだったようです。
でも、いつも自分をさらけだして堂々としていました。
人前では決して下を向く男ではありませんでした。
だからこそプロレス界でトップを張れたのです。
最近のプロ野球では、同級生の球児が、栗原にHRを打たれた後、球場内では普通に抑えて矢野さんと握手する時以上の笑顔を「作って」いました。
ヤクルトの青木に対する1球が危険球だと判定されたGの内海は、ベンチに帰るなりグラブを投げ付けて悔しさを露にしていました。
2人とも決して下を向きませんでした。


橋本真也の「爆勝宣言」は、プロレス界最高の入場テーマの1曲だと言われています(アントニオ猪木のテーマがあるから)。
その入場テーマを継承したにしては、ハシケンは弱気過ぎる感じがします。
打たれて点をとられたとしても、マウンドでは下を向かない。
これは「爆勝宣言」を継承した者の義務です。
頑張れハシケン!

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