シーソーゲーム。
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たいのすけ
2009年09月24日 07:24 visibility135
シルバーウィーク後半は鎌ケ谷でファイターズが首位争い中のマリーンズと2連戦!ということで行ってきました。まずはその1日目レポートから。
昨年はこの2日間、ふるさと祭りって銘打って親子連れが楽しめるようになっていましたが、今年はキャンパスシリーズってことで学生を中心としたイベントが催されました。それで新京成電車の車内中吊り広告を初めとして、あちこちで宣伝した効果があってか、入場者数は581x名!(下一桁聞き取れず)
早いうちから内野席が一杯になり、外野席もみっちり埋まる状態になりました。
イベント内容は別途日記で報告するとしまして、試合の内容はこちらに。
試合開始45分ほど前に両先発が発表されるのですが、マリーンズ先発が阿部投手に対し、ファイターズは豊島投手。
応援席は一瞬誰もが「はぁ?」と首をかしげます。なにせ豊島選手はずっと中継登板で1、2イニング投げてるくらいで、先発は……………自分が知る限り、全く覚えが。
ここ何回か中継でそれなりの好投を見せていたのと、1軍から谷元さんと建山さんが降りてきたので、中継ぎ投手が多くなったのも一因かもしれません。
「大丈夫なんだろうか……………?」
そんな不安を抱きながら、試合が始まれば、初回マリーンズを三者凡退に抑え、まずまずの滑り出し。ファイターズも同じく三者凡退でしたが、続く2回、サードの立て続けのエラーでファイターズがあっさり1点先制。その後タイムリーが2本出て打者一巡で3点を取ります。この間にマリーンズは先発阿部を諦め、坪井投手に。
2回終わって、3−0。
ところが3回表、先頭打者をファーボールで出したあと連続ヒットやデットボールなどがあり、マリーンズが2点入れます。この裏ファイターズは三振2つ含む三者凡退。
3回終わって、3−2。
4回からはファイターズが豊島選手に代わって、谷元投手に。マリーンズをヒット1本で抑えて、その裏、なんとルーキー杉谷選手の今シーズン初HRでファイターズが1点追加します。ふらふらと上がった打球はレフトフライになるかと思ったのですが、意外にもそのままスタンドに入ってしまいました。
4回終わって、4−2。
ところがその後、5回表、マリーンズに転機が訪れます。先頭根元選手がソロHRを放つと続く、渡辺正、竹原、ムニス選手がいずれもセンター前ヒット。続く神戸選手が右中間へ放ちますが、これの返球が大きく1塁側に逸れたのをキャッチャーが捕りに出たところでサードまで進塁していたムニス選手がホームめがけ突進。
谷元投手がホームベース上で見事にブロックしましたが、キャッチャーでも弾き飛ばされそうな大柄な選手の体当たりを諸に食らい、足か腰をやってしまったらしく、谷元投手はおぶされて退場となりました。
……………追加点を身体を張って阻止したとはいえ、ちょっと怪我の具合が気になりますね。(汗汗
代わって登板した宮本選手がきっちり後続を断ったものの、マリーンズが逆転に成功します。
ところがところがその裏。先頭の鵜久森選手がソロHRを放ち、あっという間に同点にすると、マリーンズ3番手高木投手から佐藤選手がスリーベースタイムリーヒットを放ち、さらに1点追加。
5回終わって、6−5。
6回表、渡辺正選手のタイムリー、竹原選手のタイムリーヒットが連続し、またまたマリーンズが逆転しますが、さらにその裏。村田選手のタイムリー、マリーンズ4番手中郷投手から中田選手のタイムリーヒットが出て、またまたファイターズが逆転。
6回終わって、8−7。
このシーソーゲームはどこまで続くんだ!ともうドキドキしながら観続けましたが、ファイターズ4番手に上がった榊原投手の前に、マリーンズ打線は沈黙。対してファイターズは7回に外野へのヒットが連続し、2回ホームでタッチアウトになるもったいないプレーも出ましたが、1点を追加。
そしてそのまま大きな動きはなく、9−7で試合終了となりました。
ほんとに終わるまでどうなるか全くわからない展開で心臓に悪いものの、見応えのあるいい試合展開でした。
全体を通して感じたこととしては、1塁側の相手応援席から声援が飛んでいたことでしょうか。普段、鎌ケ谷であまり相手応援席から声援が出ることってシーレックス戦除くとないんですよね。それがムニス選手や大塚選手の打席になるとまとまりのある声援が飛んでいたのは、やはりマリーンズファンの期待の大きさだったのかもしれません。
もっとも、他の選手の打席になると、ピタッと止んでしまいました。知名度のない選手だとしても、ここまで露骨に差がつくのは、ちょっとどうかなーと。
ファイターズ応援席から「金澤も応援してやれよ!可哀想だろ!!」なんて声まで出てましたが、コールリーダーがいなかったみたいなので、誰かが先導すれば、また違ったものになったのかもしれませんが……………。
でもロッテ浦和観に行ったときもそうだったんですが、たいていファームの試合で応援があるのはあまり見かけないんですよね。たいていのお客さんがじっくりと試合を野球を観てるんですね。そういえば、阪神鳴尾浜行ったときも静かだったので、びっくりした覚えがあります。例外がシーレックスとファイターズかな?(笑汗
この日のヒーローインタビューは、プロ初HR打った杉谷選手と逆転タイムリーを放った中田選手に。
1年目の選手がこうして結果を残してその先輩となる他の選手にもいい刺激になっているようです。
攻撃面以外でも守備面でエラーが出なくなったのが大きいですね。内野陣は中田・杉谷・中島・今浪選手でほぼ固定されていて、そつなくこなして、きっちりと投手を支えています。
あまり上手くなりすぎると、上からお声がかかって…………となるのが複雑なところですが、残り試合もきっちりしめてもらいたいものです。
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- 事務局に通報しました。
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