大人の野球教室 〜アップ、走塁〜

  • Number10
    2008年09月20日 01:15 visibility232


もう一週間前になるが、9/13(土)のこと。

日本プロ野球選手会主催企画「大人の野球教室」に参加した。

この野球教室、昨年初めて行われ今年は第二回。

昨年は開催後に企画を知ったので参加ならなかったが、

12月に東京ドームでのマスターズリーグ「おとなの野球教室」に参加したことは日記にも書いた。

http://baseballsns.jp/member/899/diary/30418/

 

選手会主催の方も次回はぜひ。と思っており、

夏の事前告知もしっかりチェック。ハガキでの申し込み、振込みも済んで、無事申し込み完了。

なお、おおまかな内容は以下のとおり。

 

 (以下選手会HPより引用)

 

「大人の野球教室」概要   

【日 程】2008年9月13日(土)   

【時 間】第一部:9時〜16時   第二部(懇親会):17時30分〜19時30分   

【場 所】第一部 川崎市・大師球場 (駐車場有)   第二部 川崎グランドホテル   

【内 容】キャッチボール・走塁・守備・打撃等の基本指導 応用

 

 (引用終)

 

当日は天候も問題なし。

駅から歩いて7〜8分。会場の大師球場へ。

着替えて受付を済ませ、グラウンド入場。

開会式で講師紹介などの後、庄司智久氏(元ロッテ、読売)の指導でアップ。

太ももを伸ばす際はカカトを地面につけることや、

アキレス腱のストレッチは膝をしっかり沈めるなど、

普段は本などを参考にする程度の自己流でやっているのでためになった。

駅からの徒歩の後、ストレッチで軽くアップはしたが、

ポイント指導のもと、きちんとしたフォームを意識してやると体のあちこちが痛いw

自己流でやるとなんとも無い部分が張っているのがわかる。

周りからも「イテテテテ」「アイタタタタタ」などの声がw

 

ストレッチの後は軽くランニングとダッシュ。

走る際は腕をしっかり振るようにとのこと。

ダッシュでは第二リード(シャッフル)の形も指導された。

ポイントは以下のとおり。

  ・目線は上下させない。

  ・第二リードは5歩。

  ・空振り、見逃し等でバックできるように、体重は左右均等にかける。

  ・歩数を意識するため、一歩ごとに声を出してカウント。

 

第二リード以外では、後ろ向きに走ったり横向きに手足を振って動くなどのアップも。

様々な筋肉、関節を動かすのが目的。

 

続いてベースランニング。講師は引き続き庄司氏。

まずは一塁かけ抜け。

  ・一塁手との交錯防止のため、ベースは左足で踏みできるだけファウルゾーン側を走る。

  ・ベースはギリギリ右端を踏むと踏み損ねでケガの恐れがあるため、踏む場所はやや右側。

  ・当然、できるだけ手前部分を踏む。ただし審判に触塁がわからないくらいギリギリは×。

  ・ベースに到達したら、横を向いたり歩幅を小さくするなどして減速し、悪送球時の進塁に備える。

  ・審判に到達が早いと錯覚させるため、ベースを踏む瞬間頭を下げて、ベースを見る。

 

続いて、ヒットを打った際の一塁オーバーラン。

  ・踏む位置は左手前の角。

  ・踏む瞬間、身体を左に傾ける。

  ・打球位置が一塁から遠い場合は大きくオーバーラン。近い場合は小さく。

   レフト大、センター中、ライト小。となるのだが。

   実際には、打球と野手の動き(外野手、カットマン)を見定めるため、

   打球に正対しながらオーバーランしつつ、オーバーラン距離を調整。

   このときの動きは第二リードの動きに似ている。

 

なお、田野倉利男氏(元中日、ロッテ)の場合は肩を打球方向に向けて身体を横向きにすると、

とっさに前進、後退の切り替えがしやすいとのこと。

 

  ・オーバーランの際、ベース前で右側(ファウルゾーン側)にふくらんで走るが、

   このふくみの大きさは脚が速いほど大きくなる。

  ・ヒット性の当たりを打ち、打者走者となった直後はやや軽く走り、

   一塁が近づくにつれて、ふくらみながらスピードアップ。

   ベースを蹴る反動で、一気に加速する。

  ・例外的に、ほぼ真っ直ぐに走って一塁前でベース手前やや右側に右足をつく。

   腰を捻り、素早く左側にターンして、鋭角に曲がる方法も。

 

 

 

 

そして、第二リードと牽制の帰塁。

  ・リードはベースの外野側の端から真っ直ぐに。

   →牽制のタッチから遠い位置。

  ・離塁の際、二歩目以降は左足を右足の後ろに持ってくる。

   右足を出す→左足を右足の後ろに持ってくる。の繰り返し。

   →離塁の際は牽制で狙われやすいが、急な牽制にもとっさに帰塁しやすくなるため。

  ・帰塁の際は右手で外野側の角にベースタッチ。左手は外野側に逃げて、胸で滑る。

   →タッチにもっとも時間がかかり、突き指防止にもなる。

  ・第二リードは5歩。前記のとおり、目線を上下させない。重心は身体の中心に置く。

   →進塁も帰塁もしやすい。

  ・インパクトの瞬間と右足の着地は同時になるように。

   →右足を支点に左右どちらにも動きやすい。

 

この後、投手と打者、捕手をつけて実際に第二リードからスタートと帰塁の練習。

牽制は当然バック。打者の空振り、見逃しもバック。バットに当たったら打球を確認しつつスタート。

全員完了で、走塁練習終了。

 

※長くなったので、分割でアップ予定。

【次回予告(謎)】 キャッチボール編

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