14.燃えるマルセイユ


今まで見た中で最高な一夜だった。

試合開始前とかってケッコー日本人がいたりするんだけどマルセイユでは一切見当たらなかった。
完全アウェイだ。
試合開始は午後9時。

友達であるマルセイユっ子4人で行くことになり、チケットはVieux PortにあるOMカフェというところで€15×4枚を購入。スタジアムに着く前にはフェスティバルやってて、小さな子供達がピーターパンやら寓話に出てくるようなヒーローあるいはヒロインに扮する。子供達の顔はみんな卵やら粉にまみれて、僕らは黒ジャケットを着ていたので誰かが粉投げて白く汚れてしまった!早くもアウェイの洗礼か。

Aux armes!!!
Aux armes!!!

Nous sommes les Marseillais!!!
Nous sommes les Marseillais!!!

Et nous allons gagner!!!!
Et nous allons gagner!!!!

ゴール裏同士が呼応する。スタジアムとゆうよりマルセイユという街全体が一体化している感じ。あの一体感どこにもないと思う。
背中に悪寒が走るほど、野蛮で、野性的で、熱狂的な凄まじさを感じた。
試合開始まで相当あるというのに早くもチャントが始まっていた。アウェイのチームにとっちゃ最悪のスタジアムであろう。
「武器を持て!」だの「私達はマルセイエ!」だの「ジャンプしない奴はマルセイエじゃない!」だの。
スタジアムの雰囲気は最高潮。
この日、ミラノやマンチェスターで試合があったりしたが、あえてこの日にこのチームを選んでよかった!この雰囲気は多分どこにもないマルセイユだけが持っているものだと思う!
But!!!!!!!!!!!!!!
ゴールが入ればゴール前は混乱と歓喜が混合し、よくわからないことに。次第に発炎筒が焚かれる。
情熱ってこのことか!
ミラノダービーを€150で見た試合より明らかにベロドロームで見た€15の試合の方が楽しかった!!
試合が終わってもヴェロドロームの周りではスリやら強盗が多発するらしい。現地の人はバックは自分の胸元に背負い警戒するくらいだ。多分すっごい危険なんだろう。
でもあの情熱、熱狂…、自分に忘れてしまいそうなものがそこはある。また行こう!





















































試合前のデコレーション。
世界遺産を望みながらみるデコレーション最高。



But! 「goal!」


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