2月17日　今日の野球語録

　　【　たまげたよ。　12歳の子どもがメジャーの球場で

ホームランを打つなんて思わないだろう？　】

―　アラン・トランメル　―

　長い野球史の中で、数多くの伝説も生まれました。

　日本でも古くは「　江夏の21球　」。　メジャーでは近年

　カート・シリングの「　血染めの靴下　」。　日米共通？の選手では

元阪神、ルー・フォードの「　背中にアイロン事件　」など・・・。

そしてもう1人、日本でも比較的、馴染みのある選手の「　伝説　」。

それが、元阪神セシル・フィルダーの息子、プリンス・フィルダーが

12歳の時にメジャーの打撃練習に参加し、ホームランを打ったことです。

史上初の親子ともにシーズン50本塁打を打つなど

親子揃って、メジャーを代表するホームラン打者です。

しかし、残念ながら父セシルはギャンブルに溺れ、プリンスも

トラブルに巻き込まれるなど、現在では絶縁状態。

「　今までしてくれたことには、感謝している　」　とプリンス。

「　心の底では父親を愛しているんだよ　」と親しいチームメイトが話す

ように、完全に冷え切った関係ではなさそうです。

いつの日か、和解する時が来てほしいものです。