あの方に感謝

昨日のお花見で思い出したこと。

１ヶ月前のホワイトデーに、ある方からこんなものをいただいていました。
鉢植えの小さな桜です。
ちゃんと育て方が書かれた紙とともにプレゼントしてくれました。

でも、一人暮らしの私にはとても育てられそうにないし、田舎の方が育ちやすかろうと、実家に持って帰りました。

うちの８５歳のおばあちゃん（祖母ではなくおばあちゃんと呼ばせてください）
はお花が大好きです。
名前も花子といいます。
私は桜をおばあちゃんに育ててもらうことにしました。
もらいものだと伝えたけれど、おばあちゃんは私からもらったということが相当嬉しかったらしく、「○○が買ってきてくれた」と他の家族に自慢していました。
そして、小さな字で書かれた育て方の紙に眼鏡がくっついてしまうくらい凝視しながら、それを一生懸命声に出して読んでいました。

大きくなったら大きな鉢に植え替えなきゃね！
もっともっと大きくなったら庭のどこに植えようか！？
おばあちゃんの夢は膨らみます。

先々週、母から
「我が家の小さな標準木にかわいい花が咲きました」
という文章とともに写メが届きました。

真っ先におばあちゃんの笑顔が浮かびました。

いつか、小さいおばあちゃんの背丈を越えた桜と元気な笑顔のおばあちゃんと一緒に写真が撮れたらいいなと思います。

素敵なプレゼントをありがとう、マリン監督。