17年目のJリーグを占う・優勝候補編その2

3.優勝の可能性があるチームについて触れておきたい。
・名古屋:正直ACLとリーグのかけもちをするには選手層が薄いが、ダビ、玉田、小川、マギヌン、中村あたりが大過なくシーズンを通してプレイできれば相当な攻撃力だ。DFも楢崎、吉田、バヤリッツァは計算できる。昨年は予想に反し「切れなかった」ピクシー監督の手腕にも大いに注目したい。
・大分:ACL出場はならなかったが正直厳しいか?名将シャムスカの手腕は今年も健在で金崎の成長も著しく家長も復活したようだが、戦力の上増しがなかったのが厳しい。ウェズレイも一つを年を取ったし。 リーグとは直接関係ないが、今シーズン終了後シャムスカ監督が勇退。南アW杯後の日本代表の監督就任というシナリオはあり得ると勝手に思っています。

4.大穴(と言っては失礼ですが)
・清水:高木の抜けた穴は小さくないが、どこまで青山、岩下が踏ん張れるか?前線は計算のできるヨンセンに成長した岡崎に若い原、そして永井と駒はそろっている。中盤は藤本のケガは痛いが枝村に兵藤、伊藤テルと他のチームと比較しても遜色ない。レギュラー陣と控えの実力差が大きくリーグ優勝という意味ではやや戦力不足であるが、長谷川監督の下選手が結束すればカップ戦の優勝を狙える実力は十分ある。
・FC東京:昨日のホームでの大敗を見たあとだけにここに書くのは気が引けるが、大穴と思ってシーズンオフを観察して来たので敢えて書いておきたい。 CBに絶対の選手がいないこと、中盤にもう一人大駒が足りてないことから優勝候補に自信を持って挙げられないというのが今の実力だろう。 FWはカボレと赤嶺、近藤(と平山?)である程度計算できる。サイドバックには長友、徳永に中村北斗と人材がそろっている。中盤は梶山と今野がゲームを作る。GK塩田の出遅れが痛いが城福采配が冴えれば上位進出は狙える。現実的な目標は3位以内・ACL出場というところだろう。外国人枠とアジア枠がまだ残っているので、CBと中盤の補強をいつ行うかに注目したい。

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