終戦
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ラスタマン
2010年12月05日 08:51 visibility158
ひどい試合だった。西京極のアウェイゴール裏には男泣きするサポーターが何人もいたが、小生は涙は全く出て来なかった。ひどい試合だった。今季のFC東京を象徴する試合内容だった。
今季のFC東京は年間を通じて迷走してしまったが、その原因をここに記録の意味も含めて記しておきたい。
1.フロントの失敗=城福(前)監督の解任が遅れた。大熊監督になってから城福時代より少しはましになっただけに、もっと早く解任すべきだった。(大熊監督になって一番よかったのはFWを平山、大黒で固定したこと。ただし大熊監督は城福(前)監督より「少しまし」な程度で決してレベルの高い監督ではない。)
2.選手全員が走れなかった。元気がなかった。残留争いをしているチームには思えない覇気のなさ。元々そういう体質のチーム(クラブ)だったが、残留争いに入っても改善の兆しはなかった。
3.キャプテンシーのある選手、声の出せる選手がいなかった。2のような状況を打破するためにはピッチ上で理屈抜きにまわりを鼓舞する選手が必要なのだが、そういう存在がついぞ現れなかった。今野は元々口の重い選手。今日キャプテンマークを付けていた徳永も全く声が出ていなかった。権田、米本にその役回りを任せるには彼らは若すぎた。
4.甘いサポーター。これもこのクラブの伝統。負けても何でも味スタの観客席は拍手と薄っぺらい声援だらけ。甘い、甘い。
こう見るとチームもサポーターもレベルが低く、J1仕様でなかったことがわかる。そういう意味ではJ2で出直させて頂くことができ、チームが一皮向ける大きなチャンスを頂戴した、ということで、長い目で見ればこのクラブのために良かったと思うのだが。
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