初詣

　初詣には毎年明治神宮に行っている。で、いつのころからか元旦
の天皇杯を観戦した後に、初詣に行くようになった。

　かみさんは、アントラーズを、私はガンバを応援している。その
ため、ここ5年間は、どちらかが決勝に進出していて（うち、2007
年ガンバ準優勝、2008年アントラーズ優勝、2009年ガンバ優勝、
2010年ガンバ優勝、2011年アントラーズ優勝）、まったく落ち着い
て観戦することができなかった。

　でも、今回の決勝のカードは、FC東京対京都サンガ。まったくニ
ュートラルに観戦できる。
　個人的には、準決勝でそれぞれ敗退したマリノスとセレッソを決勝
で見たかったのだが。

　今年も無事に国立詣でが出来たなあと、観戦していたら、急にイス
が揺れた。応援のために誰かが飛び跳ねているのだろうかと左右を見
ても、バックスタンドではそんな人はいない。すぐにスタンド中がざ
わめく。まさかの地震である。
　長いことサッカー観戦をしているが（コアなサポーターの足元にも
及ばないが）、観戦中に地震に遭ったのは初めてである。
　当たり前ながら地震と常に隣り合わせであることを、サッカー観戦
中に痛感する。

　試合は、FC東京が優勝。FC東京は、ヤジなどが品がなく、それを聞
いていて、少し京都よりになってしまったが。とりあえずはFC東京の
サポーターの皆さんおめでとう。
　どちらのチームも、「君の瞳に恋している」の替え歌をサポーター
ズソングとして持っていて、試合中、ほぼ同時期に歌っていたのは偶
然か、京都が歌い始めて、東京が追っかけたのか。

　今回はニュートラルに観戦していたので、審判に注意して見ていた。
西村主審は、全体的にすばらしいジャッジだったと思う。