ラジオ出演


 元旦である。当然、天皇杯。毎年、どのチームが決勝に進出しよ
うとも天皇杯を国立競技場に行き、生で見ながら酒を飲み、おせち
をつまむ。その後、明治神宮へ初詣に行く。


 しかし、今回は事情が少し違う。ついに我がガンバが決勝に進出
したのである。いつもならば、まったり飲み食いしつつ、正月気分
を味わうのだが、今日はそんな状態ではない。試合中に飲み食いな
ど出来ない。




 ガンバのパスワークは素晴らしかった。仕掛ける攻撃も美しかっ
た。球際の早さ、強さも際だっていた。しかし、パスミスをしまく
っていたチームに、縦パス1本で負けてしまった。都築よ、元ガン
バとちゃうんか。はりきり過ぎや。
 元旦から、最悪の気分になる。





 厄払いに(笑)、明治神宮に行く。いつもように参拝し、おみく
じを引き、おみくじを読んでいたら、携帯片手に、メモを持った女
性が、何か言いたそうにこちらにやってくる。何かトラブルなのか、
地図を片手に迷っているのか、そう思い、待ちかまえていると、ラ
ジオの生放送のインタビューに答えてくれないかというものだった。
正月早々むげにするわけにもいかなく、インタビューに答えること
に。この女性レポーターは、さっきまで国立にいたそうだ。いくつ
か質問を受け、本番に質問する項目、回答する項目の整理をする打
ち合わせを行う。そして、本番。かみさんと一緒に生放送に出演で
ある。マイクではなく、携帯にである。ちなみに放送局はNack5。
FM放送局だ。










 放送された内容は、国立で天皇杯を恒例で見ていること。ガンバ

サポであること。どんなことをお祈りしたことなどだ。 

 正月早々、珍しい経験をする。ガンバが敗れた悲しさも、いつのま

にかどこかに消えてしまっていた。
                                                                 

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