坪井という男

坪井慶介
1979年生まれの日本の現A代表DFである


1979年生まれは"黄金の世代"と呼ばれ小野・稲本・高原・本山等を輩出している
しかし彼の履歴は決してサッカーエリートと言われるモノでは無い
四日市中央工時代は名門高校とはいえ普通の一選手でしかなかった

各年代での代表経験の無かった坪井の幸運は高校卒業後、進学した福岡大の乾真寛監督が'01年ユニバーシアードのコーチになった事に始まる
坪井は当時、練習後のグランドで一人入念にストレッチを行い長い時間をかけて体をほぐしていた、面白いヤツがいると思われた彼はその後ユニバーシアードの学生選抜として初めて国際舞台に立つ

しかし唯一の国際経験の北京大会優勝も日本代表が初優勝した'95大会に比べて印象が薄いのは否めない

ちょっと目にとまるのはそのメンバーに現浦和所属の堀之内聖、平川忠亮がいることくらいか。準決勝では坪井がアシストで堀之内が決勝点を取っている(浦和でもそんなシーンが見たい、逆なら尚良い)


彼の特徴はペナルティを貰わないクリアなデフェンスである
カードを貰ってでも止めろ、とはよく言われるがW杯でもペナルティエリアで余計なカードをもらってヒヤッとした事が思い出される

普段の試合では坪井が見せる相手選手との絶妙な間合いとボディコンタクトは現代表では秀逸であろう

彼は大学1年時と'04年A代表で大けがをしている翌年復帰を果たしW杯ドイツ大会にも出場した
そのドイツで両足を攣るアクシデントに見舞われる

  

 

さて本題に入ろう
代表戦で結構ポカが多く見られた坪井、コインブラの遺産として引き継がれた彼は新生全日本の中心となるべき選手のはず、これまでの浦和でのプレイをみると、親善試合とはいえ彼もいつも以上に張り切っていたはず、そして大きなケガから復帰して暫く経つとはいえこの所の過密日程も相まっての古傷再発も考えられる

大体この暑い最中に、90分ピッチに立つ事でさえ大変だろう、その上結果を求められれば応えようとするのがプロだから
でも、自分の体はなんの保証も無く生きていく糧としての財産だから、守る気持ちがはたらくのは仕方ない

 

自分もこの歳になって思う、体が資本だなって

くだらないけどタバコやめましたもう1年経ちます

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