メンバーの固定。

時期が時期なので当たり前だが、ガーナ戦の日本代表も見慣れない顔が何人かいた。

ま、見慣れないのは代表の姿なだけであって、知らない訳ではない(トーゼンか・笑)

 

また、見慣れないポジションにいる選手も多く見られた。これも現代サッカーではトーゼンですね。むしろこの状況の方が望ましい、と考える。。

 

オシムとジーコの比較として挙げられるコトの一つが、ジーコがメンバーを固定したのに対してオシムはメンバーが流動的、と言う事。メンバーの選択の自由は監督、特に代表監督に与えられる権利なのだからどちらも正しい考え方だと思う。

 

ただ個人的に好きなのは、メンバーを固定しない方。

何でって??単純に色んな選手が見たいからですね。戦術的にどうって話ではなく。選手の組み合わせを変えることによってどんな化学変化が見られるか。それは日本代表で考えれば、ジーコ時代も、さらにさかのぼってトルシエ時代にも見られなかったコト。特にサイドでね。

 

個人的に好きなクラブチームとして、国内では鹿島アントラーズ、海外ではリバプール、なんですが、奇しくも両方の監督ともメンバーを固定しないタイプなんですね。その影響もあるかな、きっと。

 

ラファなんかはそれでよく批判されてますね。リバプールがひょっこり負けるのはそのせいだ、みたいな。確かにチェルシーと比較するとそーかもナ、なんて思う。ミランとかユーベとかセリエ勢は戦術重視の傾向が強いこともあってか、ほぼ固定制を強いてるクラブのほうが多いかな。FWは流動的でも。。

 

今年のバルサなんか見てもそうかな。守備に関してはテュラムとかザンブロッタは入ったばかりだからまだ不安定だけど、攻撃に関してはエトーは抜けちゃったけど一つ穴空いても攻撃力が下がってないのは、その穴を生める選手のレベルの高さ(グジョンセンだったりサビオラ)と共に、やりたい事がはっきり分かっている強さでしょう。これはやっぱり固定メンバー制の強み、かな。。

 

「勝っているチームは動かすな」

 よく聞くサッカー界の格言の一つですね。

 

でもやっぱり動かす方がいいなァ。個人的には完璧なものってあまり好きじゃない(笑)

完璧を目指すならやっぱり固定する方がいいんだろうけど。

 

開幕でつまずいたアーセナルは恐らくここ数年に比べて今年はレベルが落ちていると思われるが、でも僕は数年前のアーセナルは嫌いだったけど、今のは何か結構好きだなァ。アンリがキャプテンシー全快でらしくないとは気になるけど、セスクやファンペルシーの伸び白とチームの伸び白が一致している今の方が大きな可能性を感じられて好きだな。あとロシツキーも入ったしね(笑)

 

そんな訳でオシムには、日本代表には最後まで伸び白が感じられるままでいて欲しいな。

ドイツW杯の日本代表はそれが全く感じられなかった(笑)

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