続・開幕前に・・・。


開幕前のガイナーレ鳥取。
選手の状況について。

 まず、象徴的なのが、米子市から鳥取市への本拠地移転したこと。
理由は、「整備された環境」。鳥取市内には天然芝グラウンドが4つある布勢総合運動公園とバードスタジアムがある。シャワー等の施設も完備したJチームに勝るとも劣らない環境。
去年までは、野原(?)みたいな所でやって汗かいたまま帰るような状態だったので。

 ヴィタヤ・ラオハクル監督が求めるサッカーはワンタッチ、ツータッチの速いパス回しによるボール支配、オーバーラップを絡めたサイド攻撃、攻守の切り替えの早さです。キャンプまでは走り込みなどスタミナ重視のハードなフィジカルトレーニングを重ねました。試合終盤の失点が多かった昨季の反省もあったので。
さらにヴィタヤ監督は、チーム方針を徹底するため10個条に及ぶコンセプトと攻守の戦術、先発に選ばれるための条件を列記して選手に配り、方針の実践状況は“ヴィタヤ・ランキング”として数値化され、順位を付けて選手に示している。高いプロ意識を求める首脳陣の姿勢の表れでもあるのです。

 2月13日から11日間行った淡路キャンプでは、攻守それぞれの戦術の浸透を図る一方で、練習試合を通して選手の絞り込みにも着手。キャンプ以降、DFとMFでは、ランキング上位に名を連ねる選手が固定されてきました。

 最大の収穫は、小村徳男率いる4枚の最終ラインの安定。攻守の核となるボランチも、新旧選手が噛み合ってきました。戦術の練り上げと並行して、全身でリーダーシップを表す小村が主将になりキャンプで寝食を共にし、新旧メンバーは、さらに結束を高めたようです。

 トレーニングマッチは9試合で7勝2敗。昨年王者のSAGAWAにも1−0で勝ちました。得点23、失点10。すべての試合で点を取りました。昨年のJFL34試合中3試合だった無失点試合も、練習試合だが9試合中3試合。手応えを感じる結果がでています。

 カターレ富山や栃木SCなどJリーグ準加盟は5チームに増加し、SAGAWAやホンダなど強力な「企業戦士」も。J経験者が多数在籍するJFLは、群雄割拠の戦いの中で、昇格条件の4位以内をなんとしても勝ち取りたいのです。
ガイナーレ鳥取は今年、確実に生まれ変わろうとしていると確信しています。

ガイナーレ鳥取にご声援よろしくお願い致します。




















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