第844球 集計してみたよ~(ローラ風)
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ヤマシ~
2012年10月20日 20:19 visibility171
えっと、気がついたらプロ野球のペナントレースも終了し、
個人タイトルとかも決まってたようですね~。(^_^;)
じゃ~ん、今年の個人タイトルはこんな感じだよ~
【セ・リーグ】
・打率
.340 阿部 慎之助(巨)
・本塁打
31本 バレンティン(ヤ)
・打点
104打点 阿部 慎之助(巨)
・出塁率
.429 阿部 慎之助(巨)
・安打
173本 坂本 勇人(巨)
173本 長野 久義(巨)
・盗塁
32個 大島 洋平(中)
【パ・リーグ】
・打率
.312 角中 勝也(ロ)
・本塁打
27本 中村 剛也(西)
・打点
91打点 李 大浩(オ)
・出塁率
.404 糸井 嘉男(日)
・安打
157本 内川 聖一(ソ)
・盗塁
54個 聖澤 諒(楽)
阿部選手の打率は流石ですが、
やはりホームラン数や打点の数字の少なさは寂しいですよね~。
ちなみに私がシーズン中に注目していた阪神の選手のホームラン数ですが、
12本 ブラゼル
11本 新井 良太
9本 新井 貴浩
8本 鳥谷 敬
6本 金本 知憲
ってことで何とか2桁行きました~。あはは。(^_^;)
でも、ブラゼルと金本が退団で来年はどうなるんでしょうかね。(爆)
ちなみに阪神の今季チームホームラン数は58本でリーグ最下位でした。
辛うじて王選手のシーズン55本塁打を上回りましたね~。(苦笑)
おっと、もう1つ言うと、
楽天の今季チームホームラン数は52本でしたが。(爆)
9本 松井 稼頭央
9本 牧田 明久
7本 ガルシア
5本 枡田 慎太郎
4本 聖澤 諒
4本 銀次
ってことで2桁ホームランはいませんでした。
まあ、巷で噂されているように、ここ2年間の統一球導入の影響は
かなり打撃成績に影響を与えていますよね~。
この感じでは、昔からよく言われていた好打者の条件である3割30本の選手なんて
当分出ないかも知れませんね~。
(※去年も今年も3割30本打者はゼロ)
では、統一球がどのくらい影響が出ているのか、検証してみましょう。
まずは、最近5年間のチーム別の打撃成績です。
【チーム打率】2008年→2009年→2010年→2011年→2012年
広 島 .271→.245→.263→.245→.233
阪 神 .268→.255→.290→.255→.236
巨 人 .266→.275→.266→.243→.256
ヤクルト .266→.259→.268→.244→.260
横 浜 .266→.239→.255→.239→.233
中 日 .253→.258→.259→.228→.245
まあ、去年・今年と明らかに打率が落ちてますね~。
特に我が阪神。2年前は.290だったのに今年は.236。
19%も落ち込んでいますね~。これでは勝てません。(爆)
【チーム本塁打】2008年→2009年→2010年→2011年→2012年
広 島 100→101→104→ 52→76
阪 神 83→106→173→ 80→58
巨 人 177→182→226→108→94
ヤクルト 83→116→124→ 85→90
横 浜 145→128→117→ 78→66
中 日 140→136→119→ 82→70
【チーム打点】2008年→2009年→2010年→2011年→2012年
広 島 506→499→556→420→402
阪 神 550→526→718→451→392
巨 人 610→626→687→455→505
ヤクルト 542→526→597→461→471
横 浜 529→472→501→408→400
中 日 514→579→514→401→400
次にパ・リーグも同様に。
【チーム打率】2008年→2009年→2010年→2011年→2012年
楽 天 .272→.267→.265→.245→.252
西 武 .270→.261→.271→.253→.251
ロッテ .268→.256→.275→.241→.257
ソフトバンク .265→.263→.267→.267→.252
オリックス .262→.274→.271→.248→.241
日本ハム .255→.278→.274→.251→.256
【チーム本塁打】2008年→2009年→2010年→2011年→2012年
楽 天 94→108→ 95→ 53→52
西 武 198→163→150→103→78
ロッテ 127→135→126→ 46→64
ソフトバンク 99→129→134→ 90→70
オリックス 152→118→146→ 76→73
日本ハム 82→112→ 91→ 86→90
【チーム打点】2008年→2009年→2010年→2011年→2012年
楽 天 604→568→546→408→463
西 武 693→640→655→551→483
ロッテ 640→600→663→415→477
ソフトバンク 535→581→611→528→439
オリックス 613→559→624→459→424
日本ハム 516→656→585→457→485
はぁはぁ。
あっ、ちなみにどこかデータが間違ってたら教えてね~。
まあ、過去5年間だけ遡っても、
2008年~2010年までの3年間とここ最近2年間の差は歴然の雄ですね~。
ってことで、
2008年~2010年までの3年間の打撃成績と
今年の打撃成績をトータルで比較してみました。
まずは、セ・リーグ全球団。
【2008年~2010年までの3年間の打撃成績と今年の比較】
<打率>
(3年間)87060打数の22856安打でトータル打率は.262
(今 年)28120打数の 6865安打でトータル打率は.244
→約7.0%ダウン
<本塁打>
(3年間)合計2360本で年平均787本塁打
(今 年)454本塁打
→約42.3%ダウン(爆)
<打点>
(3年間)合計10052打点で年平均3351打点
(今 年)2570打点
→約23.3%ダウン
次にパ・リーグ全球団です。
【2008年~2010年までの3年間の打撃成績と今年の比較】
<打率>
(3年間)87930打数の23518安打でトータル打率は.267
(今 年)28351打数の 7132安打でトータル打率は.251
→約5.9%ダウン
<本塁打>
(3年間)合計2259本で年平均753本塁打
(今 年)427本塁打
→約43.3%ダウン(爆)
<打点>
(3年間)合計10889打点で年平均3630打点
(今 年)2771打点
→約23.7%ダウン
まあ、こうやって検証してみるとセ・パともに同じような傾向ですが、
打率は6%くらい、本塁打は42%くらい、打点も23%くらい低下していますね~。
やはり・・・。
では、この数字を頭に入れて今年の打撃成績を以前の水準に補正してみましょう。
打率は1.0638倍、本塁打は1.7241倍、打点は1.2987倍すると良いだろう~。
まず、セリーグの打率ですが・・・
1 阿部 (巨).340→.362
2 坂本 (巨).311→.331
3 大島 (中).310→.330
4 長野 (巨).301→.320
5 ミレッジ (ヤ).300→.319
5 ラミレス (横).300→.319
パ・リーグは
1 角中 (ロ).312→.332
2 中島 (西).311→.331
3 糸井 (日).304→.323
4 内川 (ソ).300→.319
5 田中 (日).300→.319
まあ、3割バッターであれば単純に2分程度は上がる感じでしょうかね。
何となく見慣れた打撃成績になりましたね~。
次に本塁打です。
まずはセ・リーグです。
1 バレンティン (ヤ)31本→53本
2 阿部 (巨)27本→46本
3 ブランコ (中)24本→41本
4 ミレッジ (ヤ)21本→36本
5 ラミレス (横)19本→32本
パ・リーグは
1 中村 (西)27本→46本
2 李 大浩 (オ)24本→41本
2 中田 (日)24本→41本
4 ペーニャ (ソ)21本→36本
5 ホフパワー (日)14本→24本
お~こちらも見慣れた感じのホームラン数になりました。
バレンティン選手、惜しくも日本記録に届かず。(笑)
まあ、この補正係数で去年の中村選手の48本塁打を換算すると
82本となって大変な数字になりますけどね。(汗)
だから去年の中村選手の本塁打数は超スゴいということなのですが・・・。
さて、この補正係数で我が阪神タイガースの本塁打も補正してみると・・・
20本 ブラゼル
18本 新井 良太
15本 新井 貴浩
13本 鳥谷 敬
10本 金本 知憲
となりますね~。これならば、まあまあですね。
というか、ブラゼルは本当にいなくなってよいのだろうか?(再爆)
さて、最後に打点です。
まずは、セ・リーグです。
って、もう疲れてヘトヘトですが・・・。(ここまでで2時間・・・爆)
1 阿部 (巨)104打点→135打点
2 バレンティン (ヤ) 81打点→105打点
3 ラミレス (横) 76打点→ 98打点
4 坂本 (巨) 69打点→ 89打点
5 ミレッジ (ヤ) 65打点→ 84打点
そしてパ・リーグです。
1 李 大浩 (オ)91打点→118打点
2 中村 (西)79打点→103打点
3 中田 (日)77打点→100打点
4 ペーニャ (ソ)76打点→ 98打点
5 中島 (西)74打点→ 96打点
まあ、こうやってみると
阿部選手は、統一球でなければ・・・
.362、46本、135打点でもおかしくないってコトですね。
はい、見事な成績でした。m(__)m
てか、苦労した割には、この日記はあまりウケが良くなさそうですね。(爆)
いいんです!(キリッ!)
<P.S.>
個人タイトル争いというと、
今年のセ・リーグの安打数やパ・リーグの打率争いで、
ちょっとしたドラマもありましたかね~。
過去を思い起こすと、
上原投手の涙とかもありましたね~。
1999年のシーズンでホームラン個人タイトル争いに巻き込まれた上原投手は、
チームメイトの松井選手と争っているヤクルトのペタジーニ選手に対して
敬遠の四球を命じられます。その直後のくやし涙でしたね。
もっと古くは、掛布選手と宇野選手の敬遠合戦とかね。
1984年に激しくホームラン王のタイトルを争った阪神の掛布選手と中日の宇野選手。
最後の直接対決2連戦では両者が全打席で敬遠を受けてタイトルを分け合いました。
両者10打席連続敬遠ですからね~。
どんだけ~!
っていうか、宇野選手、デコキャッチだけではないんですね~。
ちなみに、宇野選手がデコキャッチをした同じ年に、
今度WBC監督になった山本浩二さんもデコキャッチをしたそうです。
だから元祖デコキャッチは山本浩二さんなんです。(マメ知識)
さて、いろいろと調べると、もっとひどい争いもあったみたいですね。
私はあまり知らなかったのですが、1998年のパ・リーグ盗塁王争い。
その年のパ・リーグの盗塁王争いは壮絶なものとなりました。
西武の松井稼頭央選手とロッテの小坂誠選手。
西武-ロッテの最終戦での直接対決で事件は起こります。
7回表に小坂選手がヒットを放ち、1塁に出ました。
2盗を決め、松井選手に2差を付ければ、単独盗塁王はほぼ確定します。
しかし、ここで西武の芝崎投手が1塁への牽制を悪送球しました。
ボールは1塁側のファールグラウンドを転がっていきました。
小坂選手は、2塁へ走ろうとしましたが、すぐ1塁に戻りました。
1塁コーチの制止で思いとどまったと言われています。
小坂選手に2盗のチャンスは残ったのです。
しかし、その後、芝崎投手は思いもよらぬ作戦を実行します。
ボークです。芝崎投手のボークによって、
小坂選手は盗塁が出来ないまま2塁ベースに立つことになりました。
結局2人は、43個で盗塁王を分け合うことになりました。
う~ん、ここまで来るとどうなんでしょうね~。
バイちゃ。
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