初モンテ

  • 高橋
    2006年10月10日 10:30 visibility53

ずいぶん前の話ですがモンテ戦を初観戦してきました。
ケーブルでTV観戦したことはありましたが実際に観戦するのは始めてです。

 

J2の試合ということで大味なものを想像していたのですが、両チームとも思ったよりもパスワークを重視した小気味良いテンポの試合でした。面白い。
個人のテクニック的には明らかにヴェルディが勝っていましたが、中盤の運動量、特に「サボらない」という点においてより徹底していたため、モンテが有利な試合運びをしていたように思います。
と言っても決定的な仕事を出来る人がいないため、バイタルエリア手前までしか支配出来なかったのですが。
そんな中でも一人だけ輝く選手がいました。
佐々木勇人選手です。
背番号6を付けた小柄なこの選手、ドリブルのキレ、パスの正確さ、センス、どれをとっても素晴らしかったです。
試合にリズムをつけ、相手守備陣を翻弄する姿は本当に気分の良いものでした。
周りの動きがもう少し流動的であればさらに生きるのではないでしょうか。
特にFWはポスト役ということを考慮しても動きに問題がありました。
支配すべきエリアにいない、というポストとしてはかなりマズ目のポジショニング、そしてボールに対する執着心のなさ、プレーの遅さ。
佐々木選手の素晴らしさが目立つばかりに、どうしてもその「足を引っ張る感じ」が目に付いて仕方ありませんでした。
レアンドロ選手が復帰したらまた違うチームになるのでしょう。


試合はヴェルディの石川選手の素晴らしいセンタリング(GKとDFのの裏に強く逆回転を掛けたボールです。裏に真上から落ちてくるように進入してくるため、ディフェンスは触ることすら出来ない素晴らしいボールでした)から生まれた一点で負けてしまいまいしたが、非常に満足しました。

 

今期の昇格はほぼ無理な状況ですが、来期このメンバーの主力を残せるのであれば、ある程度希望の持てるシーズンになるのではないか、と思えるような試合でした。

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