組織として

昨日のボスニア・ヘルツェゴビナの勝利で安堵に思えたのではないか。
チリ戦でのバタバタした感じは少なかったのはプレスのスピードの違いだろうか。
組織としての動きは相手のスピードに対応できるかどうか。
早いプレスのときの約束事がしっかり体現できるか。
遅いプレスのときにこちらが果敢に攻め、リスクも回避できるかどうか。
個人技でプレスをかけ、距離の短いパスで、スピードで崩してくる相手に自在にコントロールして、自分達の距離でゴールが目指せるか。
一方では長身に選手間のラインと攻守の切替をコントロールする相手に果敢に攻めてゴールを奪うことができるか。
岡田さんのねらいはこのあたりがテーマになった2戦だったのではないかと。
まあ、素人が考えるほど単純なものではないと思うけど。
そういう視点からすると無得点ながらも無失点で抑えて、相手を押さえ込むことができたチリ戦、最終的には組織を乱してゴールできたボスニア・ヘルツェゴビナ戦、どちらも無難に闘えたと思う。
試合後のコメントにもチームの意思統一がうまくできたことが、でている。
とりあえず、組織として戦えるチームになったと思う。
課題はこれからだと思う。
その統一性が実現できているチームが、いくつもオプションをつけて、相手より秀でることができるか。
それはいくつものパターンを用意して、さらにゴールを奪うための術がどれだけ高められるか、だと思う。
3次予選を勝ち抜けるために充分な組織はできてたということになると更なる課題の解決が必要だと思う。
代表合宿も長くでき、組織として機能できる状況だろうから次の上積みを求めたい。

昨日、ベガルタも延岡でのキャンプがはじまった。
40日弱の地獄のキャンプ。
開幕戦もキャンプ地から直行する。
仙台での開幕は3/20。
すげぇ待ち遠しい。
長丁場での合宿でしっかりと組織をつくり、個々の技を磨き、42試合高い組織力と個人技が発揮できるよう努力したいものだ。
まずは組織として勝ち続けることを忘れずに、そして、多くの期待に応えられるチームで帰ってくることに期待だ。

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