監督人事騒動
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ふみさと
2010年12月08日 11:45 visibility118
課題解決にはそれぞれの分限、機能を明確にする必要がある。
そして、その根源である方針を認識するところから起源とすべきだと思う。
個人的にはもう一年チャンスがあってもいいと思う。
今年の残留争いは異常な状況であったと見ていい。
通常、ここ数年での残留勝ち点は35、これまでの安全圏は38、確かにそれを上回るのに最終節までかかった。
16位の神戸が7節負けないでいたことが今回の残留争いに巻き込まれたのだと思う。
京都戦で勝って34、磐田に勝って37、残りの新潟、広島、川崎の対戦で相性は悪くなかったと思う。
大方、この時点で残留と考えていいと思う。
私は神戸の戦いを讃えるべき状況で、力なく残留争いに巻き込まれたのとは違うように感じる。
のこり3節で通常通りであれば勝ち点を3、4は見込めたところに2、その上積できなかったことをどう見るか。
すべて、ロスタイムに動いた試合。
新潟の同点弾は偶然に近い形で田中選手の前に落ちたボールであった。
前回対戦したマルシオ選手は防いでいたことを考えれば、相手のストロングポイントを抑えていた。
やはりアクシデントと考えるべきだと思う。
広島の同点弾はドンピシャでルーキーの大崎選手に決められた。
マークが遅く、クロスの出どこチェックが遅かった。
広島のパスセンスについていなかった。
その後の攻撃への姿勢を大介が怒っていたのもわかる。
これはチーム力として幼い部分だと思う。
最後の川崎戦はホーム最終戦、直樹と平瀬の引退の花道、そして、数字的には有利であったとしても負ければ、降格かもしれないという圧力。
最初から最後まで攻めの姿勢であったと見た。
個々の技術が上とはいい難いが、組織だってチームとして試合を管理できていたと思う。
惜しい場面も多く、決定力があったら、勝てた試合でもあった流れだった。
これはテグや丹治氏が長年培ったチーム力だと思う。
最後3節だけでどうこう言うことではないが、総じて、はじめてのJ1で選手たちは力を発揮できていたと感じる。
しかし、個々の技術、賢さが経験のないところを上回れなかったと思う。
現状への要素を入れ替えて行くとき、それが監督、コーチなのか、選手なのか。
テグに固執すれば今までの上積みという利点はある。
しかし、フェルナンジーニョや太田、義希がしっくりきていないのは長年組織だったところになじむのには更なる経験が必要とされたのだとも感じる。
その課題を具体策として解決していくのか、それが今回の監督、強化部再編の議論なのだろう。
私はこれまでの功績と今の主力を生かすことを考えて、延長してもいいと思う。
それよりもGM、監督の強化以上に、赤嶺選手と柳沢選手、今野選手を獲得したい。
FC東京が降格した流れは赤嶺選手の完全移籍の流れ、そして、J1残留への流れだった。
その流れに乗るべき。
で、関口の代表への送り出しと中島の更なる成長の為には柳沢選手と今野選手が必要。
二高出身の方に高いお金を払うのであれば、そのお金は仙台の至宝を継ぐべき地元出身者に注ぐ方がいい。
今野選手は戦力以外でも大きな財産になるはず。
柳沢選手と裕希の富山一コンビはFW陣最高の強化育成ができるだろう。
今年がチャンスだと思う。
効果的な投資を考えるとGMや監督のネームバリューより、具体的強化できそうなタイミングが今年で上積がかなり見込める。
やはり、監督人事で悩むのは来年以降でいいのではと考える。
素人の考えることだから、妥当だとは言い切れない。
でも、ベガルタがより大きくなる為、価値あるクラブになるために知恵を絞ってほしい。
どうにもできないけど、会社には正しい判断をしてくれると信じたい。
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