御殿場に行った。感想:考えるって大変。

大変に唐突ですが、モンテディオ山形の御殿場キャンプを見に行って来ました。
行くつもりじゃなかったんだけど、突然行こうと思い立ったw

天気予報が雪かみぞれ、だったので内心ビビりながら富士の麓まで行ったわけですが凄まじい強風でダウンコートのフードが半分飛びかけた以外はw 楽しかったです。
強風に対抗するべく髪をスプレーで固めていったけどまあボロボロwww
お天気は無事にもったので良かったけどね!
(帰りの御殿場線は遅れまくったけど)

で。
「頭も身体も動かそう!でも、今は頭のほうが先!」と監督、御自らおっしゃるように選手を様々なメニューに取り組ませつつ、しっかりチームの中での役割を固められるように選手個々に課題を与えていました。

声を出すのが苦手な選手に「今のでよかったと思う?」と問いかけて、考えさせながら、声が出ない原因はシャイなだけではなくて、考えるプロセスが足りないのだよ、と気づかせるような、そういう、心の根っこからキャンプインしている状態のようです。
今のうちに言われておいたほうがいいんだよ。

比較してみると、去年のモンテはそういう感じではなく、中学生の部活のようなというか、クリエイティビティよりも集団の統率がとれていることが重視されていたような感じを受けたのですが、監督・コーチ陣が変わったことで(選手も変わったんだけど)、戦い方も変わってゆくのかなと、なんとなく期待じゃないけど、新しい感覚に触れてきました。

監督の奥野さんがDF出身だからか、後ろからゲームを組み立てたいのかな、という練習が多かったように思ったのですが、千葉の木山監督がCBだったのでカッチカチに後ろから組み立てたい人、という練習なのに比べると、SBだった奥野さんはもう少しサイドから流動的にえぐる感じも組み入れたい(ので、サイドに置きたい選手の数が多い)のかな。

ただ、走って走って走り倒すと言うよりは、頭を使って、どこにどういうボールが欲しいのか、きちんと11人が考えて(GKもFP同様か、それ以上の判断を求められている模様)組み立てていくことに重きを置きたいという感じもします。新加入の選手が、フリーダムな感じの選手が多いからなのかなー、とか。約束事は最低限にするけど、でも、守ってね、という。

奇しくも隣のピッチで反町康治男前率いる松本山雅が練習をしていたのですが、松本には見学のファンもプレスも わっさり だったのに比べてモンテは ぽっちゅり だったのが、もうwww と思いましたが、そのくらいの注目度が、今の山形にはちょうどいいような気がします。
選手がのびのびと、いい表情で練習に取り組んでいるのがわかったので。
去年は「…つらい…」という表情をしている場面ばっかり見ていて悲しかったけれど、今年は、どんなふうになるのかな。楽しみなような、怖いような。

まだまだメンバーは流動的というより 全然白紙 っぽいですが、意外なコンバートの類はせず、本来のポジションで正当な競争原理をはたらかせようとしているのかもしれません。

勝つのが一番だけど、負けても納得できる試合をしないと、どんどんお客さんが離れちゃいますからね、難しいよね。
そこがJリーグがプロサッカーである所以なのだけど。

あ、あああそうですね、比嘉きゅんが…か わ ゆ !
(女子目線サッカーw)

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