ＷＯＷＯＷのバカヤロー！

スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ
第1節「ラシン・サンタンデール vs バルセロナ」放送中止のお知らせ
スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ第1節の放送につきまして、8月26日(日)深夜1:55より生中継を予定しておりました「ラシン・サンタンデール vs バルセロナ」は、現地権利元の都合により、急遽放送中止となりました。番組の放送を期待されていたお客様には、深くお詫び申し上げます。
なお、当該試合の放送については現時点で未定です。
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これがどれだけショックだったか。。。
スペインの３つのＴＶ局の利権争い？が原因ですが、なんとかしろよＷＯＷＯＷ！
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“クアトロ・ファンタスティコス”のファーストステップは…ファンタジーを見せることなく終わった。バルサは、素晴らしい組織力で守り切ったラシンの前に不発、ドロー発進となった。悠長すぎるプレーでバルサに期待された攻撃力は鳴りをひそめた。４０分過ぎまでチャンスらしいチャンスを作れずに終わったバルサ。後半に入り、ライカールト監督は３トップのうちのメッシをベンチに下げ、アンリを投入する。この采配も議論を呼ぶところだろう。

　ボールを支配するものの、試合はコントロールできていないバルサ。攻撃に糸口を掴めないという悪循環が続く。対するラシンは、自陣で守り、カウンターを狙うという予想通りの展開にでる。それでもラシンがチャンスをつかみ、バルデスのゴールに襲いかかった。コルサのシュートがポストに阻まれ、バルサは失点を免れる。

　４３分、ようやくゴールにつながる攻撃を見せたバルサ。ＣＫの展開からメッシの上げたクロスにオレゲールが飛び込むもわずかに合わず、そしてロナウジーニョの縦パスからチャビがＧＫの頭上を超すループシュートは、ルイス・フェルナンデスのカバーでゴールとはならず。０−０のまま前半は終了。バルサは、“らしさ”を見せるまで時間を費やした。

　後半は多少良くなったといえるバルサだが、ラシンの消耗とスモラレクの退場による数的優位によるものだ。１８歳の新星ボラードの代わりに入ったスモラレクだが、その１０分後にアビダルへの危険なタックルで一発退場となる。ここからは完全にバルサのペース、ラシンは守りに徹する。

　この状況を利用し、攻め立てるバルサ。メッシに代わって入ったアンリに最大のチャンス。８５分、アンリのシュートは左ポストに当たり、ゴールにはならず。両チームともに決定的なチャンスは数える程度。そのままスコアレスドローのまま試合は終わった。

　３トップの中でも一番動きの良かったメッシが、不当な犠牲者となった。ライカールト監督は、精彩を欠いていたエトーかロナウジーニョをベンチに下げるという決断はできなかった。疑問が残る采配だ。バルサの０７／０８シーズンは勝ち点１でスタートした。

＜ラシン＞
トニョ、ピニージョス、オリオル、ガライ、ルイス・フェルナンデス（→アジョーゼ・４６分）、ドゥシェル、コルサ、ホルヘ・ロペス、オスカル・セラーノ（→クリスティアン・７５分）、ムニョス、ボラード（→スモラレク・５５分）

＜バルセロナ＞
バルデス、ザンブロッタ（→マルケス・７９分）、テュラム、オレゲール、アビダル、チャビ、トゥーレ・ヤヤ（→デコ６８分）、イニエスタ、メッシ（→アンリ・６１分）、エトー、ロナウジーニョ