何が足りなかった五輪世代?

北京五輪が終了し、日本は25個のメダルを獲得する事が出来た。

俺の予想していた“金メダリスト”は柔道の谷、そして水泳の北島の二人の選手だけ・・・。

まさか、ソフトで金が獲得できるとは思ってもみなかったし、情報不足が原因だったと反省している。

女子サッカーは世界の4番目に強いチームとして大会を終え、男子は早々と大会を後にしていたが、俺はこれが実力だと思っている。

俺が思う今回の五輪代表は少し自分達の事を“過剰評価”していたように思う。

もちろん、周りを含めてだが・・・。

恐らく、試合が終わっても「俺達のどこが悪いの?」という気持ちになるほど、ある程度は通用していた。

ある程度までは・・・。

今回、勝てなかったのはこの「ある程度」が非常に弱かったし、情けなかった事が敗因だと思う。

例えば、“ライン際の奪い合い”では体格で負けていたし、チームで奪う事もしていなかった・・・。
ゴール前では体を張ったプレーはあるがシュートを打つ事が出来ないし、チャンスなのに“バックパス”をしてしまう始末・・・。

男子サッカーには期待をしていたし、メダルを獲得してほしいと思っていた。しかし、「理想を現実の違い」を見せ付けられる試合であり、結果だったと俺は思う。

ただ、忘れていた事が一つあった。

この五輪を境に“アテネ世代”達は世界にチャレンジし、Jリーグで不動の地位を確立している事を・・・。

例えば“松井 大輔”はフランスに渡り、今や名門“サンティエンヌ”の一員にまで登り詰めた。“大久保 嘉人”はスペインに渡り、ストライカーとしての嗅覚を身に付けて帰ってきてJリーグで得点をコンスタントに取り続けている。
その他にも様々な良い選手達がアテネでの敗北をキッカケに成長し、実力を付けてきたと俺は思っている。

今回の“北京世代”達もこの大会を機に自分達の実力を知り、教訓して成長してほしいと心から願っているし、成長しないといけないと選手には思ってほしい。

“本田 圭祐”や“谷口 博之”、“細貝 萌”と“本田 拓也”この4人の選手は今すぐにでも海外でのプレーを観たいと思うプレーぶりだったと思う。

まだまだ、若手と言われる選手に今後も期待をしたと思った北京五輪できた(^−^)v

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