略語。

俺が「じぁ、“DV”は?」という質問に「ヒロキ」は真剣な顔で悩んでいる。「そんなに悩むところじゃないやろ?」と思いつつも答えるのを待っていた。

そして・・・。

ヒロキ:「う〜ん。何だろ・・・?あっ!!“デンジャラス(D) ヴィーナス(V)”だ!」
一同:「・・・・・。」
ヒロキ:「何?!みんな!俺、真剣だよ!」
一同:「何でやねん!!」
ヒロキ:「えっ?!違うの?!」
俺:「違うよ!もっと、よく考えてみぃや!“危険な女神”て言葉を聞いた事ないやろ?」
ヒロキ:「そうだよね・・・。う〜ん。分かった!!(約1分ほど考えて)“デンジャラス(D) ヴォイス(V)”」
俺:「だから何でやねん!ていうか“デンジャラス”から離れて!大体、“危険な声”って聞いた事ある?」
ヒロキ:「ないね。」
俺:「“ないね。”って、そんな普通に言わんといてや!ビックリするわ!もうちょっとよく考えて!」
ヒロキ:「もう無理だよ!俺の頭をどうする気?!」
俺:「いや、別にどうもせえへんよ。」
ヒロキ:「何?えらい冷たいね?急にどうしたの?」
俺:「お前、そんなんは敏感やな!?もう!ええねんって!早く!早く答えて!“DV”を?!」
ヒロキ:「だから、さっきも言ったじゃん。“デンジャラス(D) ヴィクトリー(V)”って!」
一同:「変わっとるやないか!!」
ヒロキ:「お、おおお!!何か息ピッタリだね!ビックリしたよ!」
俺:「お前、ホンマに知らんやろ!?“DV”が何なのかを。」
ヒロキ:「・・・。ゴメン!」
俺:「やっぱりなぁ〜。えらい引っ張るなぁと思ってん。ま、でもええやん。今日、知れば!」
ヒロキ:「“キンちゃん”ってホントいい奴だよね!ありがとう!」
俺:「い、いや・・・。何か気持ち悪いな・・・。」
俺:「“ドメスティック ヴァイオレンス”やで!ちゃんと覚えときや!」
ヒロキ:「ああ!そうなんだ!で、意味は?」
俺:「知らんのかい!」

その後、“DV”について説明をし、「ヒロキ」が何故か「そんな事は絶対にしちゃダメだよ!」と豪語していた。
確かに、そんな事はあってはいけない事だし、絶対に許される事ではないと俺は思う。

しかし・・・。

「ヒロキ」よ!

“してはいけない!”と思うのであれば、意味と名称くらいは知っとけよ!(笑)

終わり。

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