大人の更改

  • chiko
    2009年12月27日 01:48 visibility33

以下は夕刊フジの記事です。

西武投打の軸が25日、契約更改交渉に臨み、中島裕之内野手(27)は4000万円増の年俸2億5000万円。涌井秀章投手(23)は8000万円増の年俸2億円プラス出来高でサイン。出来高をめぐって、西武ナインの意識の高さを知らしめる更改となった。
涌井は初めて代理人を伴い、勝ち数、投球回数など4項目で最大2000万円となる出来高をつけることで合意。しかし「1年間フルに活躍できれば可能性がある。かなりレベルは高いと思ってます」(前田編成本部長)というほどで、15勝以上などに設定。16勝6敗で沢村賞を受賞した今季並みの好成績を残さないとクリアできない。
出来高は普通、平均レベルに設定し、不振にならなければ金額を手にできるケースが多い中で、自分にプレッシャーをかけるような契約となった。

一方の中島は出来高なし。「(提示は)前回と一緒。金額うんぬんではなく、(査定の)説明を受けて納得できたので押しました」と会見では笑顔を見せた。「出来高をやると、数字が気になってしまうので、去年もいらないと言った。それ(出来高)なしで、1年間やってどれくらいの成績を残せるかやってみたい」と辞退した。
毎年3割30本塁打30盗塁の「トリプル3」を目標に掲げているが、「数字が気になると、個人プレーに走ってしまう可能性がある。自然にできたらいい」と個人成績は二の次。弱いチームの主軸ほど、出来高をつけて自分本位の打撃しかしないことが目立つが、中島は勝利のために、チーム打撃を最優先と考えているのだ。
投手は成績とチームの順位が直結することが多いが、打者は最下位チームから本塁打王になることもある。
今季は中継ぎ投手陣の崩壊で4位に終わった西武だが、投打の軸の考え方がしっかりしているうちは、日本一奪回の可能性は十分ある。





会社社会で大事なことを「一度家に持ち帰って考えさせてください」
って当然なことなのに、スポーツ選手が契約を保留することで、
金の亡者みたいにおもわれがちなのは気の毒だなぁと思いますよね。。。

今回は保留が多くてファンとしてはちょっと心配もしましたが、この記事は
2人の意識の高さが感じられてうれしいです。
そして、来シーズンも絶対やってくれる!と期待をもって応援できます!!

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