ブラック・ブック

もう5時過ぎたこんなことやってる場合じゃない。
と言いながら・・・

『ブラック・ブック』
映画を見ました。一番印象に残ったこと。
映画を見始めて2回目。途中でトイレに行きたくなって、映画に集中できなくなってしまった。
遅めについたのに、偶々真ん中の席が空いていて真ん中に座ったものだから、出るに出られず最後まで我慢。yればできるやん!

さて、映画の話。
第二次世界大戦の最後。ナチがユダヤ人を迫害している時に、家族をナチに殺された女性が、レジスタンスに関わっていきます。次々とレジスタンスの仲間がナチに殺されていき、誰か裏切り者がいるのではないか?その、裏切り者を探し当てるサスペンスでもあり、ユダヤ人である彼女とナチの将校との心のつながりの話でもあり。

事実にインスピレーションを受けて作られた映画だそうです。
登場人物も実在の人物をモデルにしているらしい。
でも実際にこんな壮絶な生き方をした人がいたなんて・・・・・
ヒロインとナチの将校の愛情は、どんな時代にも
どんな環境でも、どこにでも、人を人として認め、愛せる人がいるってこと。
現代にだって、女性を一人の人間として認めることが出来ない男性がいるのに・・・
この映画の恋愛は女性にとってため息モンです。(私だけかなあ、そんな風にひがむの)
そして戦争は負けても勝っても、どちらも人間の本性をあらわにしてしまう。どちらも人間の醜い部分をさらけ出してしまう。誰もあんなふうになりたくないと平和な時には思っているはず!でも・・・・

そんなときでも人としての尊厳を失わない人がいる。それが救いです。
今もどこかで殺し合いをしてる。あんな醜い人間をさらけ出したいのだろうか?
なんで?どうして?
平和な日本にいるとそんな疑問の言葉しか出てこない・・・

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