夫の還暦

昨日から夫と二人
「二人ともまともに育ってくれて、ありがたいね幸せやね」
の、繰り返しです。

今日もニュースでは息子が父親の首を斧で切りつけたとか言っていました。
こんな世の中親を傷つけないだけでも感謝しないといけないのかも・・・・

私も若い時は父親と折り合いが悪く
「殺してやりたい」
と思ったことも1度や2度ではありません。
それでも実行に移すなんて事は、ありえないことでした。
今の世の中なんか変。

だからこそ、こんな頼りない親の子供達が普通にまともに育ってくれたことは
感謝以外の何ものでもないと思います。

二人で一生懸命コースを考え、盛り上げて案内しようと気遣いたっぷり。
流石の夫も文句の言いようが無く、機嫌よくついて回っていましたが、
やっぱり飲みすぎ、体力がねえ・・・・
最後まで付き合えたのは最初に寄った弓削牧場だけでした。

最初にすずらんの湯と言う有馬の奥にある温泉に行き酵素風呂の予約。
その後に弓削牧場へ。
そこで、ヤギを相手にひとしきり遊び、ランチのフルコースへ。
ヤギと遊んでいたら、夫が隣にいる羊とヤギの区別がつかず、
爆笑！！
「これがヤギで、こっちが羊」
それ真反対やし！
ランチは息子はセットを食べるつもりだったのに、私が
「フルコースを食べたい」
とわがままを言ったら、聞き入れてくれて、予想外の出費をさせてしまいました。
どのお皿にも、チーズが載っているチーズのフルコース。
一枚目はコールドビーフ。
野菜はハーブがたっぷり。。。。
デザートのシフォンケーキにも、生クリームの代わりにチーズ！
サラダや付け合せの野菜も自家製のハーブ。
ひとさらずつ写メをとり、2時間近くかけてゆっくり食べることができました。
ヨーグルトの上にできる透明の水だけで作ったシチューは最高！
そしてハーブパンも半端じゃなく美味しかったです。

そして、森林公園に。
ここで早くも夫は脱落。
休憩所で待つことに。
杉やメタセコイア、街中ではなかなか見られない大きな木や、珍しい木。
写真でしか見られなかったけど、生きてる木に開けたトンネル。
車が通っていましたが、そんな風にしても木は死なないらしい・・・・・
地図を見て行きたいところはいっぱいあるけど、
夫が待っているので、主賓をおいて遊びまわるわけにもいかず、
一番短いコースを選び歩きました。
北アメリカと中国コース。
アメリカではメタセコイアや松←でかい！
中国は柳や石の配置が雰囲気が出てるし、松がやっぱりアメリカとも日本とも違う。
で、3人が一番元気が出たのは
「海が見える展望台」
関東の人は地理が飲み込めないでしょうが、関西人は分かるはず。
有馬の奥から海です！
残念ながら霞んで青い海は見えませんでしたが
「多分あのへんが海」
海をバックに写真を撮ろうとしましたが逆光で撮れませんでした。

一汗かいたところで、すずらん温泉へ
露天風呂がいくつもあって、閉塞感のないゆったりした温泉でした。
従業員さんも一生懸命仕事してるし、感じよかったです。
人が結構多かったのですが、更衣室もベタベタ濡れていないし、
出口入り口の足拭きマットもしょっちゅう変えてあって気持ちよかったです。

ただお客さんの数のわりにはフロントが狭くて従業員数が少ないので少し待たされました。

今回初体験の酵素風呂は入った瞬間しまった！！
エレベーターも怖い人が個室で、真ん中に有る特大の棺おけに入ることに。
その棺おけの中に酵素が入っているので、そこに横たわることになります。
「大丈夫かなあ？」
と不安いっぱい。
寝転がった上に酵素をかぶせてもらい
目の上には冷たいタオルを載せてもらいました。
これがグッド。
部屋の狭いことも、棺おけの中にいることも意識せずに済んだので
10分間耐えられました。
熱いけど、気持ちよかったあぁぁぁぁぁぁ

スイマセンまだ続く

最後は温泉の館内にある食堂へ。
息子が以前、来たときにおうどんが美味しかったので是非食べて帰ろうと言うことで、
おうどんをたべてかえりました。
うちに有る洗面器よりもうんと大きい器に入ったうどんはほんまに美味しかった。
おつゆまできれいに完食。
「ここにこな、このおうどんはたべられへんの？」
と聞くほど、美味しかったです。
あのうどんに釣られてまた行きたい！って思うほど美味しかったです。

本当に充実した一日でした。

帰りの車の中で携帯からラボラを覗いたら
リオネルさんが
「京都は夕立」
って書いてて、
天窓を開けたまま出てきた私は蒼ざめました！
かえって一番に確認しましたが
濡れてない！
いい事尽くめの一日！！

私達におちょくられても、喜んでいたヤギさん