グラベセンの凄さ。

  • MoRi
    2007年03月07日 03:54 visibility4169


ずいぶん前にビデオで録画しておいた【マンU】×【セルティック】のチャンピョンズリーグ。

セルティックパークのビデオをあの試合の日から十回見た。

 

なぜ十回見たのかというと‥

まぁ中村俊輔のフリーキック目的がほとんどでテープが磨り減るほど鑑賞。

 

ただただ。

 

オレはセルティックの試合を支配している男がグラベセンということに気付く。

彼は危険を察知すると中盤の深いところからでも上がり、

ハーフウエイラインより敵陣で相手にチェックに行く。

 

それはいつもというわけではないけど、

時と場合をしっかりと把握している選手だ。

 

以前のマンUのホームでやった試合は、

セルティックのサイドがガチガチに緊張してグラベセンに横パスを連発。

 

当然、プレミア経験のあるグラベセンはマンUに狙われボールを奪われる。

 

グラベセンはあの試合ではマスコミに相当叩かれた。

彼はチームメイトの不甲斐なさを一人で背負ったのだった。

 

しかし、セルティックパークの試合はすごかった。

 

中村俊輔はマークされているということもあったが、

はっきり言ってあたり負けしてたし、ボールキープもできてなかった。

 

その証拠に交代の矛先は中村に向けられ、

お役ごめんのはずだったが自身のフリーキックで一命は取り留めたようだ。

 

その点グラベセンはフィールドのどの場所にも顔を出す。

絶対に試合から消えることの無いデンマーク最優秀選手なんだぁ〜!

 

オレはグラベセンの方が動きの中でのパスの精度は中村を超えていると思う。

 

中村のパスやシュートには必ずグラベセンの絡みがある。

 

でもやっぱりいちばん凄いのが運動量。

 

あれはオレが求めていた選手だ。

 

近い選手にガットゥーゾというミランの選手がいる。

彼の運動量はハンパではないがグラベセンほどではないと思う。

 

ボールを奪ったあとの処理が断然ちがう。

ガットゥーゾはパスやシュートの精度ははっきり言ってよくない。

カカやピルロにすぐはたく。そのほうが断然チャンスになりやすいからだ。

 

グラベセンは奪ったあとに自身でドリブル突破、あるいは効果的なパスが出来る。

 

カカ、ピルロが調子の悪い時のガットゥーゾと

グラベセンの動きを比べてチャンピョンズリーグは楽しんだ方がいいと思う。

 

ミランはグラベセン潰しをすれば勝つことが出来る。

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