熱戦を制した匠な一撃

  • RASCAL07
    2008年10月26日 23:22 visibility141

本日の湘南ベルマーレ戦を観戦してきました。

連敗中の湘南としては、昇格争いに残るために負けられない一戦だったと思います。
それが選手から、そしてサポーターからもビンビンに感じられる試合でした。

中盤はどちらかというと山形が優勢でしたが、ボールは湘南ゴール前まではいくものの、素早いチェックと気合いの入ったプレスに前を向かせてもらえずなかなかシュートが打てません。
逆に湘南はボールを奪えるチャンスは決して見逃さず、カウンター気味の攻撃を仕掛けてきますが、山形の守備も堅くゴールを守ります。

お互いにチャンスとピンチを繰り返す一進一退の展開。バーを叩いたシュートも双方にありましたw

後半の終盤に差し掛かってくると、こちらの中盤にミスが目立つようになりました。そこをつかれて何度か危ないシーンが。
湘南の堅い守備に相変わらず前を向けない山形の選手。だんだんシュートを撃つのにも消極的に。

これは引き分けもやむなしかと思ったロスタイム・・・
わずか5分ほど前に交替した渡辺匠選手が、左サイドから中央に切り返してそのままシュート!
浮いたボールはジャンプした湘南GKの両手を弾いてゴールバーに! そして跳ね返ったボールがキーパーの体に当たり、ゴールの中へ・・・

その瞬間、絶叫しました! もうまともな言葉なんかでなく、ただただ声を張り上げていました。

今期は怪我であまり出場機会がない渡辺匠選手。
この熱戦を制したのは、少ないチャンスに思い切って足を振り抜いた彼の一撃でした。


なんとか山形の勝利となったとはいえ、どちらが勝ってもおかしくない試合内容だったと思います。
それだけ湘南の選手には気持ちが入っていました。特に印象に残ったのは6番の田村選手ですね。

そして湘南のサポーターの皆さん。
少ない人数ながら、決して声を絶やさず、最初から最後まで応援し続けていました。同じサッカーファンとして頭がさがります。

試合後、他会場の結果を見ていると、仙台が逆転勝利。前半終了時には3−1で負けていたというのに。
これも昇格にかける気持ちの為せるものなのでしょうか。
どちらにせよ気の抜けない状況がまだまだ続くみたいです。

が、山形も昇格にかける気持ちで負けてはいられません! 山形のサポさん全力で応援しましょう!

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