皇帝只木よ　まだまだサッカー小僧でいてくれ。

今回もお気に入り選手です。

けど・・・けどね・・・
この選手もプロ化の波で・・・

今シーズンはＪＦＬで見ることが出来ません。

その選手は、元栃木ＳＣの皇帝：只木章広選手です。

彼を初めて見たのは、栃木ＳＣがＪＦＬに昇格してきた年の都田。
横断幕には「皇帝　只木章広」とあった・・・

ピッチに立った只木選手は、痛々しいテーピングで正直「大丈夫か？」
と思ったのだが、時間が経過して行くにつれ横断幕の意味が判ってきた。

トリッキーなドリブルと見事なスルーパス。
労を惜しまない運動量。

「こいつマジに怪我してるのか？」

と思わず言ってしまった事を思い出す。
と同時に彼のプレーの虜になっていた。

そんな只木選手にも若気の至りとでも言える出来事があった。
2001年シーズン後期第１１節。
都田で行われた本田技研ＶＳ栃木ＳＣ戦

その試合、前半から本田のＳＢ吉澤（現松本山雅監督）とガチガチに
やり合ってストレスが溜まっていたのだろう。
６４分に自陣内でのスローイン（これもガツガツ削り合った後のスローイン）

ボールを手にした只木選手は、ロングスローの阻止のために目の前に立った
吉澤に思いっきりボールを投げつけてしまった。
当然のように(・_・)ノ■ レッドカード

試合後、当時の栃木ＳＣ監督石田さんに連れられ
本田の大橋監督（現ジュビロ磐田GKコーチ）の元へ謝罪。
その後、クールダウン中の吉澤の元へ謝罪。
しっかり頭を下げ必死に謝罪する姿はマジに好青年であった。
（でも熱い人だから退場多かったのよねｗ）

それもそのはず、彼はれっきとした高校教師なのである。
現在は、宇都宮白楊高校サッカー部の監督もしている。
（今年の異動は知らないｗ）
実際高校選手権へ導いた実績もある。

天皇杯では、清水相手にゴールを決めるなどまさに
栃木ＳＣの皇帝であった。

現在は新しく立ち上がった「ヴェルフェたかはら那須」へ移籍。
(http://sports.geocities.jp/takaharanasu/vertfee/top.html)

まだまだ３０代、いつの日かまた都田で皇帝の勇姿を見たい。

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