フェニックス・リーグについて
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エース朝井
2012年03月01日 15:00 visibility83
秋まで何もしないというのもなんですので、フェニックス・リーグについて書きたいと思います。
昨秋のリーグでは印象に残った投手が四人いました。宮国・辻内・大立・太一です。
某掲示板で行った実況の中から抜粋して、記録に残しておきたいと思います。
まずは今更ですが宮国から・・・10月10日にアイビースタジアムで行われたオープニングゲームの内容をご紹介します。対戦相手はホークスです。
1回裏
中村初球143km右飛
立岡1-2から145km左前安
山下137km遊ゴ二封
柳田初球緩い球二飛
2回裏
中原恵0-1から118km遊直
猪本初球121km左飛
豊福3-1から146km二ゴ
3回裏
中原大2-2から126kmからさん
牧原1-2から145km中飛
中村1-0から一内安→1-1で二盗
立岡2-2から141kmからさん
4回裏
山下0-2から二ゴ
柳田初球151km二ゴ←打球速と思われる
中原恵3-2から四球、猪本2-2から牽制死
5回裏
猪本1-0から中前安。テキサス
豊福0-2から投犠打
中原大1-0から140km一ゴ三進
牧原初球142km中前適時安
1-1
中村1-0から142km右前安。1・3塁
立岡3-2から122km一邪飛
6回裏
山下1-0から137km一ゴ
柳田0-2からからさん
中原恵初球142km遊ゴ
7回裏
猪本1-0から144km三ゴ
豊福→仲澤
仲澤3-2から145kmみのさん
中原大1-2から134km右飛
ちなMax147km
8回裏
牧原1-0から139km右前安→ボーク二進
中村1-1から124km右邪飛。三進
コーチ野手マウンドへ
立岡1-1から121km右犠飛
1-2
堂上2-2から107kmみのさん
この日の宮国は8回6安打1四球2失点でした。フェニックスでこんなに長く投げたのは宮国だけですので、首脳陣の期待のほどがうかがえます。
球速は138㌔~MAX147㌔。特に1~3回は145㌔オーバーをどんどん記録していました。
ただしアイビーはサンマリンと比べガンが甘いので、3㌔ほど引く必要があるでしょう。
また課題はやはりスタミナで、4回以降球速がはっきり落ちています・・・と言っても140㌔を下回ったのは10球程度でした。また7回に渾身の147㌔を記録しています。底力のある投手です。
春の映像を見ても球速帯は変わっていない模様で、普通のガンなら平均140㌔前後、MAXで145というところだと思われます。オフの間に急成長というのは無かったようですね。ただこれから暖かくなるとまだ上がるかもしれません。だいたい東野と似たような球速です。
ただし変化球はもっと多彩で、特に110㌔台のカーブが有効です。四球1が示すようにコントロールも良く、苦もなくストライクが取れます。
またランナーを出してもあわてません。特筆すべきは牽制の上手さ!フェニックスの間中牽制で刺す姿を何度も目撃しました。本当に器用な投手です。
中継ぎで3イニング行けと言われたら昨秋の段階で一軍で通用するレベルにあったと思います。しかし我慢したのでしょう。ですから今春の投球を見ても全く驚きはありませんでした。ただし想定以上に成長した訳ではないとも言えます。
今年どのように使うのか・・・首脳陣としても悩むところでしょう。なにせある程度上で使えると分っているのですから。
西村や東野がいるところを宮国に変えても世代交代とは言い難いし・・・
しかしマエケンやダルは宮国くらいの力でローテに入っていたし・・・
広島の今村のように中継ぎで酷使するのでなければなんでもいいのではないですかね。
正解は無いように思います。とにかく怪我だけは無いように・・・というのが願いです。
昨秋はなぜか見に行くと決まって宮国でした。
たまに違う投手に当たったと思えば小山君と笠原で炎上。
宮国は二軍ではちょっと力が抜けていたようですね。
- 事務局に通報しました。
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