宮国投手に続けサンマリン組!小山投手、5回0封の好投

さて、昨年のフェニックスと言えば小山投手。
こちらも昨秋は散々な苦しみ様で、投げるたびに炎上していました。
オリックス戦で5回投げて10点取られた試合もあったと思います。
山本選手が自打球で骨折したあの試合です。
経験の少ない鬼屋敷選手と組んでいたこともある…とは思いますが、それにしても酷くて、怪我でもしたのかと心配になりました。
オフ直前とはいえ、あそこまで落ちた投手をしっかり立て直した二軍コーチに頭が下がります。
昨年の春と比べて、下半身が少し大きくなり、ストレートの球道がすごくしっかりとしましたね、骨太というのかな。
元々なにより角度のある球筋が魅力的でしたが、それが左右にブレなくなりましたね。
右左に関わらず、外角低めにきっちりストレートを投げ込めるのは以前には決して無かったことです。

あとは変化球ですが、フォークは鋭いタイプではなく落差が大きいドロンとしたものなので、相手が「見」にかかったときにどうするかですね。
ストライクゾーンはストレートだけとなると狙い打たれてしまいますから、そこでストライクを取れるカーブの制球が重要になります。
まあ欲を言えばスライダーなりカットなり、速い変化をするものがあればもっと楽なのですが、それはオフにでも取り組めばいいでしょう。
少なくとも怪我した後のディッキーよりはずっと良かったですね、次回の登板が楽しみになりました。
スケールの大きさはピカ一だし、カーブを磨いていけば西武・岸投手のようになれるのではないか…と期待しております。

昨年のサンマリン主力組では、白眉だった宮国投手を筆頭に、小山投手、加治前選手、松本選手が一軍の扉を開きました。
加えて河野捕手が支配下選手登録をされて、山本選手も支配下に戻れて嬉しい限りです。
首位をひた走るチームの強さは勿論、目の前で見てきた選手たちが一軍で輝く姿も感動を与えてくれます。
今年はあと何人が檜舞台に立って、そして脚光を浴びることが出来るでしょう?
今日スタメンの石井選手も今ひとつでしたし、一塁で良いなら、そろそろ大田選手昇格もありかな…と密かに期待しています。

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