
【スポーツコラム】霊長類最強女子 吉田沙保里 金メダリストの強さの秘訣
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2012年11月22日 16:48 visibility1144
今年の夏のオリンピック・女子レスリングで金メダルを獲得した吉田沙保里。
ロンドン大会での金メダルにより、世界大会で13大会連続世界一を獲得したことになります。これはギネス世界記録に認定されるほどすごい記録です。
いまや霊長類最強女子とまで呼ばれる吉田沙保里は、どのようにして強くなってきたのでしょうか?
その疑問に答えてくれそうなコメントを見つけてみたので、今回紹介させてもらいます。
<誰よりも負けた経験があるから、誰よりも多く勝つことができた>
「私は勝ち続けることで成長したんじゃなく、負けて強くなってきたんです」吉田本人が発したこのコメントが、彼女を強くした一番の理由ではないかと思います。
吉田は少女時代にレスリングを始めたのだが、彼女のモットーは常に真剣勝負だったようです。練習で相手と組み合ったときから、相手には絶対負けたくないという気持ちで戦ってきたという。
小学生時代だったら、当然自分より強い先輩達が多くいただろうから、練習での組み合いでは、多くの敗北を経験してきたと思います。練習も試合も常に真剣勝負で戦ってきた吉田としては、誰よりも多く負けを経験してきたといって良いのではないでしょうか。
世界中の誰よりも勝利を重ねてきたように見えて、実は誰よりも多くの真剣勝負に負けてきたということが、彼女を世界一にさせた最大の理由なのかもしれません。
決して特出した才能や身体能力だけではなく、真剣勝負の経験という誰でも得られるものをいかに自分の糧としてきたのか。そこに吉田選手が世界最強の座を手にすることができた最大の原因のような気がします。
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