2014年ファジアーノ岡山総括(選手編)21~50その2

MF:25田所 諒

評価:A

本来のWBから左CBを任されるなど、新境地に辿りついた。
CBに怪我人が多発する事により、左CBについたが、MFらしいビルトアップからゲームを組み立て、もともと豊富だった運動量を活かし、オーバーラップを仕掛ける事もあった。
CBとしてのボール奪取力や空中戦に弱さを見せたものの無敗記録に多大な貢献をみせた。
また、90分間フルに走り切るという事を体現する選手であり、今期の岡山を象徴する働きを見せた。

MF:26田中 奏一

評価:C

突破力と推進力のあるWBの右翼として活躍。
裏のスペースへ飛び出すスピード。
1対1からクロスまで行く一歩目のキレ味。
これは、高いレベルにあった。
しかし、視野の狭さであったり、クロス精度の悪さからアシストが少なかった点は、課題であり、不動のスタメンになれなかった理由。
来季も2沢口 雅彦とのポジション争いは、激化するだろう。

FW:30清水 慎太郎

評価:B

今季岡山唯一のポストプレーヤー。
上背こそそこまで高くないが、足元の技術と視野の広さ、驚異的ジャンプ力。
こういったものを発揮し、岡山の前線の起点となった。
セットプレーでは、50上田 康太とのホットラインで、多くの得点をあげた。
しかし、そこをマークされた後にゴールが出来なかった。
加えて、シュートへの積極的姿勢を欠き、シュート0本の試合もあった。
得点力が備われば、さらなる高みに到達できるポテンシャルを秘めた選手。

FW:32片山 瑛一

評価:B

新人ながら多くの得点をあげ、その得点パターンである破壊力のあるAキャノン砲。
また、ロングスロー。
さらに当たり負けないボディバランスの強さ。
こういったフィジカルモンスターぶりをみせた。
加えて、アシストする力もあり、シャドーとして高い次元にあり、来季の活躍も楽しみ。

MF:38三村 真

評価:B

岡山一のドリブル数を誇る高速ドリブラー。
かなり早い一歩目の加速で、相手選手を抜き去り、クロスまで行くさまは、爽快だった。
一方で、自身でも語っている通り、シュートチャンスで、焦って、吹かしたりして、多くのシュートを外した。
最終節では、落ち着いて決めようという事で、しっかり決めた。
これをきっかに来季は、今季以上のブレークに期待したい。

MF:50上田 康太

評価:A

途中加入ながら岡山の核となる選手として活躍した。
高い技術と視野の広さから繰り出されるスルーパスで、多くの綺麗なゴールを演出。
サッカーは、ミスのスポーツで、そういったプレーは、本来なかなか見れない筈だが、そういったシーンを多く演出する彼は、まさにフィールドの天才芸術家。
名波2世は、伊達じゃやなかった。
ただ、試合数を重ねるごとにマークが、厳しくなりそういったプレーが激減した。
それでも、プレースキッカーも任された居た事もあるが、最多のアシスト数を記録するなど、チームの中心として活躍した。
また、周りの選手たちにも好影響を与えた。
そういった事を考えると、既に磐田への移籍が発表されているものの岡山への貢献度は、大きかった。

岡山から世界へ 
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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