ファジアーノ岡山2015シーズン前雑感Part4「8渡邊 一仁に求めるもの」
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杉野雅昭
2015年01月19日 22:41 visibility262
1、前書き
ファジアーノ岡山のボランチと言えば、やはりテクニックのあるタイプのボランチが多い。
昨季のトップのボランチだと、上田 康太、千明 聖典、仙石 廉といった3人の様なタイプが主流であった。
タイプの違うのは島田 譲と関戸 健二。
しかし、その二人ともパスをメインで、考えたボランチが多かった。
そういった中に今季も33伊藤 大介の加入は、その路線ではあったが、8渡邊 一仁の加入は、それとは方向性が違ってくる。
運動量が豊富というのは、ファジ路線ではあるが、守備能力の高いボランチの加入は、久々である。
実際、金 泰橪(キム・テヨン)や昨季ネクストだった23宮田 直樹以来の加入となる。
そういった意味で、期待度の大きい加入と言える。
具体的にどういった事に期待するのかや彼の加入によるどういった化学変化が、起こるかについて述べて行きたい。
ファジアーノ岡山のボランチと言えば、やはりテクニックのあるタイプのボランチが多い。
昨季のトップのボランチだと、上田 康太、千明 聖典、仙石 廉といった3人の様なタイプが主流であった。
タイプの違うのは島田 譲と関戸 健二。
しかし、その二人ともパスをメインで、考えたボランチが多かった。
そういった中に今季も33伊藤 大介の加入は、その路線ではあったが、8渡邊 一仁の加入は、それとは方向性が違ってくる。
運動量が豊富というのは、ファジ路線ではあるが、守備能力の高いボランチの加入は、久々である。
実際、金 泰橪(キム・テヨン)や昨季ネクストだった23宮田 直樹以来の加入となる。
そういった意味で、期待度の大きい加入と言える。
具体的にどういった事に期待するのかや彼の加入によるどういった化学変化が、起こるかについて述べて行きたい。
2、求められるプレー
やはり、昨季の岡山と言えば、寄せに行けずミドルシュートにやられるというシーンが目立った。
まず、そこに寄せる事によりそういったシーンでの失点を減らしてくれる事が期待される。
そして、球際の激しさという事で、相手選手を自由にさせない守備により相手の攻撃を止めるプレーも期待される。
3、予測される起用法
攻撃が売りのチームに対して、スタメンで起用し、対戦相手の攻撃を緩和する起用法。
ボール奪取力が高く、ハードワークかつ激しい守備が、出来る選手が、攻撃の要となる真ん中に居る事は大きい。
急がば回れという言葉があるが、最短での攻めが、封じる事が出来るだけでも価値がある。
終盤リードしてる場面で、守備固めでの投入。
ボールを奪う事も含めて、相手にプレッシャーをかけ組織力と合わせて潰していく。
最低でもバランスを崩させ、そこを違う選手が奪うという事を含めて、チームとしてのボール奪取力を高める事によりカウンターの機会を窺う。
また、一人のキープレーヤーをマンマークするという起用法。
昨季の岡山であれば、上田 康太にマンマークを付ける事により仕事をさせず、残りの10対10での試合に持っていく事を狙う。
ワンマンチームであれば、非常に有効な作戦となる。
これは、完全にポジション関係なく、どこまで追いかける場合と本来のボランチ以外のポジションに移し、そのエリアのキーマンを抑える2択が考えられる。
上記の後者に似ているが、対戦相手の攻撃主体のサイドと守備的なサイドと明らかな場合は、相手の攻撃主体サイドのポジションに付かせて、攻撃を封じる事で、逆サイドの守備的なサイドに誘導し、怖さを下げる。
こういった特殊な起用法も考えられる。
相手が攻めが得意なサイドで、猛攻を仕掛け、守備に回させるか、この起用法の様に守備で封じるか。
中盤の底で、起用することで、アギーレジャパンの様に他の本来ボランチの選手をより攻撃に比重をシフトして戦う方法。
バイタルをケアする事で、全体のバランスをとる。
守備が利かなければ、前目のCHの攻撃の味が半減してしまうので、トリプルボランチにするのは、ややリスキーではあるので、代表の香川 真司みたいに攻撃的な選手をそこで、起用されることも考えられる。
最後にトリプルボランチで、中盤の底ではなく、前への位置で、運動量を活かした守備で、動き回る。
周りが、彼の動いたスペースをカバーする戦い方もする。
ただ、この場合は、中盤の底に精度の高いユベントスのアンドレア・ピルロみたいなロングパス精度の高い選手が、必要となる。
パス回しは、あまり期待できないので、そこを超す選択肢も持たないといけないためである。
4、起こる化学変化
チームとしての守備戦術の幅が広がる。
昨季は、一定の方向性(守備重視かポゼッション)を持って戦ってきたが、今季は、相手に合わした戦い方ができる。
守備重視の戦い方でも上記の様なプレーや起用法により選択肢が増えた事は、間違いない。
新体制の下、どういったサッカーをしていくのか。
そういった物差しを測るうえで、新戦力を見るのも一つの見かたである。
彼が出れば、攻守のバランスをどう考えているのか。
または、逃げ切り行っているのか。
もしくは、キーマンを抑えに行ってるのか。
そういったメッセージ性を感じ取る事が出来る筈である。
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
まだまだ未熟なので、おかしい点があるかもしれないので、反対意見歓迎ですし、間違いなどありましたらご指摘などのコメント宜しくお願いします。
やはり、昨季の岡山と言えば、寄せに行けずミドルシュートにやられるというシーンが目立った。
まず、そこに寄せる事によりそういったシーンでの失点を減らしてくれる事が期待される。
そして、球際の激しさという事で、相手選手を自由にさせない守備により相手の攻撃を止めるプレーも期待される。
3、予測される起用法
攻撃が売りのチームに対して、スタメンで起用し、対戦相手の攻撃を緩和する起用法。
ボール奪取力が高く、ハードワークかつ激しい守備が、出来る選手が、攻撃の要となる真ん中に居る事は大きい。
急がば回れという言葉があるが、最短での攻めが、封じる事が出来るだけでも価値がある。
終盤リードしてる場面で、守備固めでの投入。
ボールを奪う事も含めて、相手にプレッシャーをかけ組織力と合わせて潰していく。
最低でもバランスを崩させ、そこを違う選手が奪うという事を含めて、チームとしてのボール奪取力を高める事によりカウンターの機会を窺う。
また、一人のキープレーヤーをマンマークするという起用法。
昨季の岡山であれば、上田 康太にマンマークを付ける事により仕事をさせず、残りの10対10での試合に持っていく事を狙う。
ワンマンチームであれば、非常に有効な作戦となる。
これは、完全にポジション関係なく、どこまで追いかける場合と本来のボランチ以外のポジションに移し、そのエリアのキーマンを抑える2択が考えられる。
上記の後者に似ているが、対戦相手の攻撃主体のサイドと守備的なサイドと明らかな場合は、相手の攻撃主体サイドのポジションに付かせて、攻撃を封じる事で、逆サイドの守備的なサイドに誘導し、怖さを下げる。
こういった特殊な起用法も考えられる。
相手が攻めが得意なサイドで、猛攻を仕掛け、守備に回させるか、この起用法の様に守備で封じるか。
中盤の底で、起用することで、アギーレジャパンの様に他の本来ボランチの選手をより攻撃に比重をシフトして戦う方法。
バイタルをケアする事で、全体のバランスをとる。
守備が利かなければ、前目のCHの攻撃の味が半減してしまうので、トリプルボランチにするのは、ややリスキーではあるので、代表の香川 真司みたいに攻撃的な選手をそこで、起用されることも考えられる。
最後にトリプルボランチで、中盤の底ではなく、前への位置で、運動量を活かした守備で、動き回る。
周りが、彼の動いたスペースをカバーする戦い方もする。
ただ、この場合は、中盤の底に精度の高いユベントスのアンドレア・ピルロみたいなロングパス精度の高い選手が、必要となる。
パス回しは、あまり期待できないので、そこを超す選択肢も持たないといけないためである。
4、起こる化学変化
チームとしての守備戦術の幅が広がる。
昨季は、一定の方向性(守備重視かポゼッション)を持って戦ってきたが、今季は、相手に合わした戦い方ができる。
守備重視の戦い方でも上記の様なプレーや起用法により選択肢が増えた事は、間違いない。
新体制の下、どういったサッカーをしていくのか。
そういった物差しを測るうえで、新戦力を見るのも一つの見かたである。
彼が出れば、攻守のバランスをどう考えているのか。
または、逃げ切り行っているのか。
もしくは、キーマンを抑えに行ってるのか。
そういったメッセージ性を感じ取る事が出来る筈である。
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
まだまだ未熟なので、おかしい点があるかもしれないので、反対意見歓迎ですし、間違いなどありましたらご指摘などのコメント宜しくお願いします。
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