2015:A代表:アジアカップ:中立:vsヨルダン「攻守の連動性で圧倒し、完勝」その2
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杉野雅昭
2015年01月20日 23:07 visibility135
2、得点経過の分析と感想
日本:1-0:4本田 圭佑
経過
ヨルダンのクリアボールを17長谷部 誠が、ヘッドで10香川 真司に落とす所から2次攻撃体制を整える。
何気にない上記の流れだが、ここで、クリアボールの落下点に17長谷部 誠が居たのは、広範囲をカバーできる基本フォーメーションであるボランチ3人型で、アンカーに17長谷部 誠を置くことで、階層がを作り、飛び出さなければ中盤の低い位置に人数が多い点が大きい。
さらに17長谷部 誠が、落とした所で、10香川 真司から7遠藤 保仁、そして、17長谷部 誠と、すぐさまパスを回しやすいボランチ3人で、トライアングルを作る事で、ボールを落ち着かせて2次攻撃体制を作った。
この効果により、17長谷部 誠が、ボールをキープすることができ、ヨルダンの守備を少し引き寄せて、それでも狭いが、僅かなスペースを作った。
そして、見逃せないのが、17長谷部 誠が、ボールをキープしてる間に10香川 真司が、するすると最前線にポジションを取った事。
これにより、バイタルエリアの部分に関して、9岡崎 慎司、10香川 真司、4本田 圭佑の3人対して、ヨルダンの19バニ・ヤシーンと21アル・ダルドゥールのDF2人の3対2の数的有利を作った。
こういった状況を知ってか知らずか、17長谷部 誠は、ボールがオンの状態でのキープからDFの背後のオフサイドポジションにポジションを取っていた18乾 貴士が、戻って狭いパスコースにポジションを取ったタイミングで、パスを出す。
17長谷部 誠からのパスを受けた時に18乾 貴士の側には、3人のヨルダンの選手が居て、18乾 貴士には、時間が無かった。
3人もヨルダンの選手が居るので、本来なら潰されるが、18乾 貴士は、ゴールを後ろにヨルダンの選手を背負うのではなく、斜め左前方向にゴールを見える状態で、ヨルダンの選手を背負う事が出来たので、9岡崎 慎司のダイアゴナルランで、スペースに飛び出す動きを視野に捕らえる事が出来た。
その結果、18乾 貴士は、ヨルダンの選手に囲まれて潰される前に9岡崎 慎司へのスルーパスを出す事が出来た。
そして、この時、9岡崎 慎司に19バニ・ヤシーンがついて行き、ファーサイドの4本田 圭佑をマークしていた21アル・ドゥミーリが、4本田 圭佑のマークを捨てて、9岡崎 慎司に近いより危険な位置にいた10香川 慎司のマークについた。
この結果、9岡崎 慎司のシュートは、限定され、1シャフィにセーブされるも毀れた先には、マークが外れてフリーとなった4本田 圭佑が、待ち構えていて、イラク戦の事もあり、落ち着いてしっかりと決めた4本田 圭佑。
コメント
正直この試合のヨルダンの守備は、寄せもしっかりしており、パレスチナとイラクと違って積極的な守備で、最後まで走っていた。
球際にも厳しく、元イングランド代表のレイモンド・コリン・ウィルキンス監督が、率いるだけあって、プレミアの様な激しさがあり、攻守の攻防は、見ごたえがあった。
ただ、追いかけるだけではなく、バランスを考えつつ、ボールを奪いに来ていたが、日本のパス回しやフリーランの連携が良く、個人技もあったため、経過の分析通りボディブローの様に効き、最後の4本田 圭佑が、フリーで、毀れ球に反応して決めるゴールシーンが生まれた。
正直な所、ヨルダンの守備のミスというよりは、日本のゴールまでの一連の流れを褒めるべきである。
悔やまれるのは、10香川 真司の動きを察知できなかった点と18乾 貴士の所で、潰せなかった点であるだろう。
それだけ、日本の攻撃は、素晴らしかった。
日本:1-0:4本田 圭佑
経過
ヨルダンのクリアボールを17長谷部 誠が、ヘッドで10香川 真司に落とす所から2次攻撃体制を整える。
何気にない上記の流れだが、ここで、クリアボールの落下点に17長谷部 誠が居たのは、広範囲をカバーできる基本フォーメーションであるボランチ3人型で、アンカーに17長谷部 誠を置くことで、階層がを作り、飛び出さなければ中盤の低い位置に人数が多い点が大きい。
さらに17長谷部 誠が、落とした所で、10香川 真司から7遠藤 保仁、そして、17長谷部 誠と、すぐさまパスを回しやすいボランチ3人で、トライアングルを作る事で、ボールを落ち着かせて2次攻撃体制を作った。
この効果により、17長谷部 誠が、ボールをキープすることができ、ヨルダンの守備を少し引き寄せて、それでも狭いが、僅かなスペースを作った。
そして、見逃せないのが、17長谷部 誠が、ボールをキープしてる間に10香川 真司が、するすると最前線にポジションを取った事。
これにより、バイタルエリアの部分に関して、9岡崎 慎司、10香川 真司、4本田 圭佑の3人対して、ヨルダンの19バニ・ヤシーンと21アル・ダルドゥールのDF2人の3対2の数的有利を作った。
こういった状況を知ってか知らずか、17長谷部 誠は、ボールがオンの状態でのキープからDFの背後のオフサイドポジションにポジションを取っていた18乾 貴士が、戻って狭いパスコースにポジションを取ったタイミングで、パスを出す。
17長谷部 誠からのパスを受けた時に18乾 貴士の側には、3人のヨルダンの選手が居て、18乾 貴士には、時間が無かった。
3人もヨルダンの選手が居るので、本来なら潰されるが、18乾 貴士は、ゴールを後ろにヨルダンの選手を背負うのではなく、斜め左前方向にゴールを見える状態で、ヨルダンの選手を背負う事が出来たので、9岡崎 慎司のダイアゴナルランで、スペースに飛び出す動きを視野に捕らえる事が出来た。
その結果、18乾 貴士は、ヨルダンの選手に囲まれて潰される前に9岡崎 慎司へのスルーパスを出す事が出来た。
そして、この時、9岡崎 慎司に19バニ・ヤシーンがついて行き、ファーサイドの4本田 圭佑をマークしていた21アル・ドゥミーリが、4本田 圭佑のマークを捨てて、9岡崎 慎司に近いより危険な位置にいた10香川 慎司のマークについた。
この結果、9岡崎 慎司のシュートは、限定され、1シャフィにセーブされるも毀れた先には、マークが外れてフリーとなった4本田 圭佑が、待ち構えていて、イラク戦の事もあり、落ち着いてしっかりと決めた4本田 圭佑。
コメント
正直この試合のヨルダンの守備は、寄せもしっかりしており、パレスチナとイラクと違って積極的な守備で、最後まで走っていた。
球際にも厳しく、元イングランド代表のレイモンド・コリン・ウィルキンス監督が、率いるだけあって、プレミアの様な激しさがあり、攻守の攻防は、見ごたえがあった。
ただ、追いかけるだけではなく、バランスを考えつつ、ボールを奪いに来ていたが、日本のパス回しやフリーランの連携が良く、個人技もあったため、経過の分析通りボディブローの様に効き、最後の4本田 圭佑が、フリーで、毀れ球に反応して決めるゴールシーンが生まれた。
正直な所、ヨルダンの守備のミスというよりは、日本のゴールまでの一連の流れを褒めるべきである。
悔やまれるのは、10香川 真司の動きを察知できなかった点と18乾 貴士の所で、潰せなかった点であるだろう。
それだけ、日本の攻撃は、素晴らしかった。
その3に続く。
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