ファジアーノ岡山2015シーズン前雑感Part8「トップとネクストの組み分け考察」その2

5、実力のある3選手のトップ組入り

27藤岡 浩介

シュートテクニックと嗅覚を備えた生粋のストライカー。
ドリブル、パス、シュートの一つ一つのプレーのレベルは高く、高いテクニックを持っている。
それらに裏打ちされたプレーから多くの得点をあげた。
紅白戦の前の練習では、得点を決めており、大きなアピールをしていたので、平日の練習でも高いパフォーマンスを見せていたはずである。
そう考えると一番、納得のいくトップ組である。
彼は、昨季も影山 雅永に宮崎組に連れて行って貰っていたので、2監督に認められていた選手と言える。

30幡野 貴紀

バースデーハットトリックを達成した持ってる男。
一年目は、線が細くプレーは、心細かったが、少しずつプロとして成長してきた。
昨季のネクストで、一番テクニックのある選手であり、創造力も相成って、湧かせるプレーをみせた。
トップチームに加わる事で、パスをより受けるチャンスが増え、持ち味をより発揮できる筈である。
24矢島 慎也が、アンダー代表で、抜ける事があれば、上手く行けばスタメンも狙える立ち位置に居る筈である。
後は、フィジカルの弱さをどう補うか。
トップの厳しいチェックをどう防げるかが、アピールのポイント。

28小林 秀征

加速力抜群のスピードスター。
スピードに乗った時の直線的ドリブルは、気持ちいい。
ドリブルで、突破は、期待出来ないので、サイドで、振り切ったり、裏へのスピードで、その持ち味を発揮できるだろう。
彼が前線に残るだけで、大きな脅威となる。
トップの高い連動性のある守備の相手にどれだけスペースを見つけられるか。
そこがポイントとなるだろう。
紅白戦に関しては、そこで、苦しんでいた。

6、怪我や体調不良などに苦しむ選手達

15三村 真

膠原病という重い疾患を抱えており、体調不良で、練習を休むことが多い。
彼のドリブルと加速力は、チーム屈指であり、開幕までに間に合って欲しい選手。
間に合ったとしても体調管理が難しいが、少しでも多くの試合に出れたら嬉しい。

20妹尾 隆佑

膝に爆弾を抱えており、長時間プレーしたり、疲労が溜まるとすぐ別メニュー調整となる。
引退する前は、痛み止めを打って酷使した関係もあるだろう。
彼の少ないタッチ数でのプレーは、足への負担軽減や危険なタックルや競り合い等の接触プレーを避ける意味合いもある。
上手く起用し、怪我を最低限に抑えたい。

11染矢 一樹と2沢口 雅彦

昨季大小含めた怪我で、シーズンをほぼ棒に振った。
今季も既に別メニューであり、今季もあんまり試合に出れないのではと心配せずにいられない。

7、まとめ

色々と整理すると見えてくるチームの方針。
少ない情報でも見方次第で、チームの考えが、少しだけ分かる事もある。
まだ、分からないが、すぐFWを補強しなかったのは、ネクストの選手をトップに何人か上げる狙いがあったのではないか。
A契約の即戦力の選手を獲得するのは、簡単だが、育成した選手をトップに昇格させて、活躍させるのは、難しい。
ユースやネクストのブランド力を上げる意味でも、下部組織からの昇格は、必要不可欠。
そういった意味で、即戦力の獲得に頼らず、必要な戦力として、トップに加わる事で、実績を作る。
そういった狙いは、あるだろう。
まだまだ、完成度は低く、これから怪我や状態によって、チーム構成は、変わってくるためチームをしっかり見て、見極めて行きたい。

岡山から世界へ 
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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