J2:31節:FC東京VSファジアーノ岡山「決定機を決めれず完封負け」

FC東京VS岡山:3-0
得点者:森重・高橋・梶山
観客数:17384人

●岡山スタメン

久木田
妹尾・臼井
小林・千明・仙石・沢口
植田・後藤・一柳
真子

●リザーブ

GK:椎名
MF:竹田・田所・キム・山崎・石原
FW:岸田

●途中交代

臼井→山崎、久木田→岸田、妹尾→キム●FC東京スタメン

ルーカス
田邉・羽生・谷澤
高橋・梶山
徳永・今野・森重・椋原
権田

●リザーブ

GK:塩田
DF:中村
MF:永里・石川・上里
FW:ロベルトセザー・坂田

●途中交代

羽生→石川、田邉→坂田、ルーカス→ロベルトセザー

●試合の流れ

開始からFC東京ペースだった。
いつもの様に早い時間帯にセットプレイで、失点する。
岡山にもチャンスがあったが、決め切れない。
なんとか粘り強く守るも追加点を許す。
結局3-0で折り返す。

後半に入っても流れか変わらない。
交代カードをきるもなかなか流れかが来ない。
ポストに当たるピンチ等もあったが、なんとか防ぐ。
後半何度か決定機を作るが活かせず。
結局3-0で終了。

順位は変わらず、中位進出はより厳しくなった。

●失点シーン

★1失点目

CKから谷澤が蹴る。
前で競るが誰も触れず後ろへそれる。
そのボールを植田が、森重のマークについていたが、クリアできず森重がシュートを放ち、それが決まり失点。

植田には、マークだけではなく、ボールにもある程度注意して守って欲しかった。
難しい事だが、ボールをあんまり見てる感じがしなかったので…

★2失点目

梶山からサイドのスペースで徳永が受ける。
小林が対応するが、徳永が小林をかわして、クロスを中に入れる。
ルーカスの前で一柳がクリアする。
その毀れ球を椋原がシュートを打つ。
また一柳がブロックする。
その毀れ球に高橋と妹尾がいくが、高橋が上手くターンして、高橋がシュートを打ち、それが決まる。

小林の対応が不味かった。
一柳は頑張ったが、毀れた所が悪かった。
高橋のターンが上手かった。

★3失点目

後ろから組み立てて、前線へ運びそこから繋いだ後、FC東京の選手が梶山に浮き球のスルーパスを出す。
小林が最初対応して、途中から植田が対応したが、梶山にシュートを打たせてしまい失点。

小林と植田の対応が甘かった。

●FC東京のイメージと印象に残った選手

まず、やっぱり強かったですね。
凄く強いとかではなくて、気がつくと負けてる感じです。
守備は、そこそこ堅いですね。
この試合では、得点するチャンスが何度かあったと思うのですが、GKの正面に行ってしまいましたね。
少しコースを変えてれば決まっていただけに残念。
後、解説者も言ってましたが、交代した選手が、あまり機能していませんでしたね。
選手層は厚いですけど、この試合がたまたまだったのか、上手く使いこなせてない印象でした。

沢口との1:1を防いだ権田がイメージに残ってます。
後、岡山の選手の逸機ですが、ポジショニングが良かったのか、何度か決定機を防いでましたし、代表GKの片鱗を感じました。

それにしても森重は、前回の岡山との試合でも決めませんでしたか?
岡山キラーですね。
岡山キラーと言えば、高橋も。
前回といい今回といい凄いゴール。
あれだけの事ができるならもっとゴール決めてそうだけど。

●千明の縦パスの意識が高かった

この試合に関しては、バックパスが少なかった。
しっかり、前へパスを出していた。
FC東京の守備は緩かったのか、いつも以上に縦パスが出されていた。
mixiのコミュの方も、天皇杯での草津戦でも縦パスがいつも以上に多かったと指摘されてましたし、意識に変化があったのかもしれない。
これは好材料。
このパフォーマンスならしばらくスタメンも張れるのではないでしょうか。
後は、もっと走ってくれれば良いのですけど。
ライン際とか全然走らないのですよね。
こんな千明を怒れるぐらいの監督がいたら千明も化けれるのだけど。
昔遠藤もあまり走らなかったけど、オシムが怒った訳ではないが、オシムの一言で走る様になったとか。
千明にも走る事の重要性に気付いて欲しい。

●守備の甘さ

全体的にFC東京に比べて寄せが甘い感じがした。
とはいっても、安易に寄せてもかわされて、危ない場面も作られてしまう。
それでもFC東京の守備に比べて岡山の選手はある程度自由を作らせている。
やはり、練習のレベルが低いので、FC東京の様にレベルが高い相手だとぼろが出てしまうのだろう。
岡山のDFでは、ストヤノフの守備が、群を抜いている。
彼を手本にしたのか伸びた選手も多いが、まだまだ足りないものが多い。

●セットプレイの守備に関して

やっぱり、マークが下手ですね。
植田なんかマークついてるのにボールに反応できてない。
これでは、やっぱり失点しまう。
しかも失点する時間が早いでしょう?
これだとやる気ないとか言われても仕方ない。
岡山みたいに弱いチームは、前半0点で抑えないと厳しいし、そういった時間に失点しない様にして欲しい。

●妹尾に関して

何故、ドリブルしないのでしょう。
怪我する前は、どんどん仕掛けていたのに。
ドリブルしない妹尾は、妹尾じゃない。
今の妹尾は、本調子でないと信じたい。
やっぱり、ドリブルできないと、怖くないし、ゴールも遠くなる。
パスを出す事も大事だけど、ポジション的にゴールの意識が大事。
岡山のOHは、ゴールの意識が低い。
FWの久木田、岸田、白谷の様にシュート意識を高くしないと厳しいのでは?

●キムはやっぱりOHでの起用が活きる

高い位置で、ボールを持ってドリブルを仕掛けてると相手の脅威となる。
その脅威をキムは、与える事ができる選手だと感じた。
ここまで、確か3ゴールの筈だし、得点能力に優れる。
良いパスも出せる選手だし、やっぱり岡山の中だと目立つ選手。
この試合でも短い時間ながら輝きを放っていた。
今後どういった起用方していくのか注目したい。

●評点

GK真子:5,5
3失点したものの何度かピンチを防いだ。

CB植田:4,5
1:1で負けるシーン等もあり、失点のシーンにも絡んでおり、なんとか防いで欲しかった。

CB後藤:5,0
粘り強い守備を見せた。

CB一柳:4,5
攻撃面では、積極的姿勢を見せたが、肝心の守備面では、簡単にかわされたり、マークを外したり等、酷かった。

DH千明:5,5
いつもより縦パスが多かった印象。
意識に変化があった?

DH仙石:5,0
正確なパスで、リズムを作った。

WB小林:5,5
クロス精度は良かった。
惜しいループシュートもあった。
守備では少し不安をのぞかせた。

WB沢口:5,0
1:1を決めれなかった。
守備でも振り切られるシーンがあった。

OH妹尾:4,5
消極的姿勢が目についた。
前の様にドリブル突破を仕掛けて欲しい。

OH臼井:4,5
あまりボールに絡めなかった。

FW久木田:5,0
一度良いターンがあったぐらいで、FWとしてほとんど仕事できなかった。

途中交代

山崎:5,0
目立った活躍はできず。

岸田:5,0
シュートを積極的に打つ等、攻める意識が感じられた。

キム:6,0
違いを見せるドリブル短い時間ながら存在感を示した。

影山監督:5,0
可もなく不可もなくと言う感じ。
FC東京相手にある程度チャンスを作った。
交代カードも3枚しっかり使った。

主審(山内)・副審(下村・笹沢):6,0
上手くゲームを作った。

岡山から世界へ
To Be Continued

by杉野雅昭

まだまだ未熟なので、おかしい点があるかもしれないので、反対意見歓迎ですし、間違いなどありましたらご指摘などのコメント宜しくお願いします。

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