2015:J2:3節:H:vsセレッソ大阪「スター軍団に堂々たる戦い」その5
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杉野雅昭
2015年03月22日 21:50 visibility65
4-4:3久木田 紳吾の守備に関する考察
失点シーンでは、3久木田 紳吾が、ボールウォッチャーになったという話をしたが、トータルで見ればは、どうだったのか。
個人的には、良い守備が目立った。
そこからマイボールという回数こそかなり少ないが、スピードで、相手選手の前に行ってクリア。
また、背後へのボールに対して、スピードで対応。
そういったCBとしての守備能力のポテンシャルは、非常に高く、これからの成長が楽しみな選手である。
今後は、経験を積んで、体の入れ方やポジショニング、空中戦といった課題をクリアしていって欲しい。
4-5:効果的CBのオーバーラップに関する考察
この試合、6竹田 忠嗣、35岩政 大樹、3久木田 紳吾のオーバーラップが見れた。
ただ、普段は、35岩政 大樹の言葉にあるCBが、守備のどこにどっしり構えるのが良いという趣旨のコメントがある通り、隙がある場面やセットプレーを除いていて基本的には上がらない。
対戦チームが、少しでも守備的になるなら俺たちも上がるよ。
といった様な強いメッセージと共に今季の岡山も粘り強いというのを示せたのはないだろうか。
昨季のリードしている場面で、ラインが低過ぎるという問題は解決され、劣勢の中勝ちきる戦いも出来た。
今季は、やるぞという期待の持てるここまでの出来である。
4-6:両サイドのプレーに関する考察
25田所 諒の裏への飛び出しが光った。
得点に繋がったシーンを含め何度もスペースへ走り込み何度もチャレンジした。
かといって守備を疎かにすることもなく、消耗し、苦しい中粘り強い守備も見せた。
一方で、21加地 亮は、緩急のあるメリハリのあるプレーをみせた。
25田所 諒は、使われるプレーが多い中、21加地 亮は、溜め作りサイドのスペースへスルーパスを通し、クロスへと繋げて、形を作った。
加入一年目だけではなく、初の3バックでもあり、この時期とは思えない連携の取れたプレーを見せた辺り21加地 亮の凄さを感じた。
守備時の判断も的確であり、岡山の安定した戦いに繋がっている。
4-7:コンパクトな陣形に関する考察
この試合前線から最終ラインまでが、非常にコンパクトだった。
この試合に向けて、守備の練習をしっかりやって来たのだと感じた。
ただ、ラインを上げるだけでは、裏のスペースを使われてしまうが、中盤と前線で、連動した守備で、ボールがオンの状態をあまり作らせなかった。
10千明 聖典が、あまりそういったプレーに絡まなかったが、この試合では、しっかり寄せに行ったり、最終ラインに戻ってクロスを跳ね返すなど、守備意識がより高かった。
こういった守備は、攻撃に繋がり、攻撃の回数を増やすことができ、事前の予想とは打って変わって、岡山の方が多くの決定機を作る事に成功した。
4-8:直面した個の力に関する考察
この試合決定機逸機が目立った。
これを単に決定力不足と表現して良いのだろうか?
そこまで考えてみると見えてくることがある。
失点のシーンのクロスの精度を考えただけで、流れ関係なく、一瞬で決定づける。
それをやっぱり、こういったスター選手を抱えるチームは、持っている。
また、決定機における逸機のシーンを含めても、守備の圧力というのが、凄まじい。
フィジカルの強さであったり、体の入れ方、囲い方。
こういった細かい要素が岡山の選手のミスへと繋げた。
こういった守備が出来ないチームであれば、すぐさまフリーとなり、より決定的な場面に出来る。
決定的は決定的でも状況によって成功率もぐっと下がる。
そして、一番大きかった私がMOMに先取した21キム・ジンヒョンの壁である。
21キム・ジンヒョンで無ければと言う場面は、何度かあった。
こういった細かい個の守備能力の高さの前に岡山は、流れからの得点を奪う事が出来なかった。
今後は、こういった個の力に対抗する組織力で、アウェーでは、勝利出来る様にしたい。
失点シーンでは、3久木田 紳吾が、ボールウォッチャーになったという話をしたが、トータルで見ればは、どうだったのか。
個人的には、良い守備が目立った。
そこからマイボールという回数こそかなり少ないが、スピードで、相手選手の前に行ってクリア。
また、背後へのボールに対して、スピードで対応。
そういったCBとしての守備能力のポテンシャルは、非常に高く、これからの成長が楽しみな選手である。
今後は、経験を積んで、体の入れ方やポジショニング、空中戦といった課題をクリアしていって欲しい。
4-5:効果的CBのオーバーラップに関する考察
この試合、6竹田 忠嗣、35岩政 大樹、3久木田 紳吾のオーバーラップが見れた。
ただ、普段は、35岩政 大樹の言葉にあるCBが、守備のどこにどっしり構えるのが良いという趣旨のコメントがある通り、隙がある場面やセットプレーを除いていて基本的には上がらない。
対戦チームが、少しでも守備的になるなら俺たちも上がるよ。
といった様な強いメッセージと共に今季の岡山も粘り強いというのを示せたのはないだろうか。
昨季のリードしている場面で、ラインが低過ぎるという問題は解決され、劣勢の中勝ちきる戦いも出来た。
今季は、やるぞという期待の持てるここまでの出来である。
4-6:両サイドのプレーに関する考察
25田所 諒の裏への飛び出しが光った。
得点に繋がったシーンを含め何度もスペースへ走り込み何度もチャレンジした。
かといって守備を疎かにすることもなく、消耗し、苦しい中粘り強い守備も見せた。
一方で、21加地 亮は、緩急のあるメリハリのあるプレーをみせた。
25田所 諒は、使われるプレーが多い中、21加地 亮は、溜め作りサイドのスペースへスルーパスを通し、クロスへと繋げて、形を作った。
加入一年目だけではなく、初の3バックでもあり、この時期とは思えない連携の取れたプレーを見せた辺り21加地 亮の凄さを感じた。
守備時の判断も的確であり、岡山の安定した戦いに繋がっている。
4-7:コンパクトな陣形に関する考察
この試合前線から最終ラインまでが、非常にコンパクトだった。
この試合に向けて、守備の練習をしっかりやって来たのだと感じた。
ただ、ラインを上げるだけでは、裏のスペースを使われてしまうが、中盤と前線で、連動した守備で、ボールがオンの状態をあまり作らせなかった。
10千明 聖典が、あまりそういったプレーに絡まなかったが、この試合では、しっかり寄せに行ったり、最終ラインに戻ってクロスを跳ね返すなど、守備意識がより高かった。
こういった守備は、攻撃に繋がり、攻撃の回数を増やすことができ、事前の予想とは打って変わって、岡山の方が多くの決定機を作る事に成功した。
4-8:直面した個の力に関する考察
この試合決定機逸機が目立った。
これを単に決定力不足と表現して良いのだろうか?
そこまで考えてみると見えてくることがある。
失点のシーンのクロスの精度を考えただけで、流れ関係なく、一瞬で決定づける。
それをやっぱり、こういったスター選手を抱えるチームは、持っている。
また、決定機における逸機のシーンを含めても、守備の圧力というのが、凄まじい。
フィジカルの強さであったり、体の入れ方、囲い方。
こういった細かい要素が岡山の選手のミスへと繋げた。
こういった守備が出来ないチームであれば、すぐさまフリーとなり、より決定的な場面に出来る。
決定的は決定的でも状況によって成功率もぐっと下がる。
そして、一番大きかった私がMOMに先取した21キム・ジンヒョンの壁である。
21キム・ジンヒョンで無ければと言う場面は、何度かあった。
こういった細かい個の守備能力の高さの前に岡山は、流れからの得点を奪う事が出来なかった。
今後は、こういった個の力に対抗する組織力で、アウェーでは、勝利出来る様にしたい。
その6に続く。
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