2015:J2:17節:H:vs東京ヴェルディ「失策?監督采配の是非」その3
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杉野雅昭
2015年06月14日 17:31 visibility202
4-2:采配の是非(26田中 奏一の投入)
21加地 亮の良さは言うまでもないが、岡山には26田中 奏一が居る。
それを感じさせる活躍だった。
そういった意味では、「是」である。
しかし、21加地 亮のクロスや守備やポジショニングを支える視野の広さと冷静さは、26田中 奏一を大いに上回る。
そこで、色々と駆け引きが求められる前半の戦いなどは、21加地 亮に頑張って貰い、疲れた後半に26田中 奏一というのには、理に適っている。
特にビハインドの状況であるならば縦にどんどん仕掛ける26田中 奏一の投入は、大きな武器になる。
そう考えると今後も考えたい起用であり、出番は、増えてくることは、間違いなさそうだ。
4-3:采配の是非(5植田 龍二郎のFWでの投入)
内容と結果を考えると「非」である。
しかし、将来性や現状を考えると「是」となる。
ターゲットなる同じタイプの13久保 裕一のパフォーマンスを考えても一番求められる空中戦という部分で、5植田 龍二郎に分がある。
得点力は13久保 裕一の方が、現状あるが、後ろからの援護に乏しい岡山の現状の攻撃を考えれば、経験を積んで、彼の成長に期待するしかないという側面がある。
ここで、説明しておくべき点は、何故5植田 龍二郎が、敵陣で、競り勝てないかである。
セットプレーや自陣での空中戦と違い、助走をつけて競るのではなく、体を入れて抑えて、ポジションを取る事が重要だからである。
つまり、前方に飛ぶのと後方に飛びのとでは、勝手が違うのである。
現状そこに戸惑っており、なかなか勝てない状況が続いている。
しかし、今練習でも1トップして、経験を積んでおり、TRMでは、ゴールを決めた。
徐々にではあるが、伸びてくる可能性もある。
現状、5植田 龍二郎に頼るのではなく、スタメン組を引っ張って残り時間僅かで交代という方針であり、5植田 龍二郎への期待度は低い。
そう考えると、5植田 龍二郎への過度の期待は禁物ではあるが、それでもその可能性を信じるしかないのが、現状の苦しさを物語っていると言える。
4-4:監督の采配(チームの方向性)
現状を考えると最先端のサッカーである事は間違いない。
岡山が、悪いというよりは、J2のレベルがかなり上がって来たというのが、実際の所である。
縦に速く、かつ堅守。
これが、今の世界的トレンドのサッカーである。
金沢の躍進を見ても、指導者のレベルも上がっており、そのチーム作り一つで、一気にJ1まで駆け上がれる。
J2の昇格争いの激しさの様に各チームの監督の戦いも熱を帯びている。
J2サッカーマガジンや欧州フットボール批評といった雑誌を見ても監督の差は、やはりあるものの一つのテーマに向かってのチーム作りが、進められている。
現状の岡山は、そのトレンドである堅守速攻のチームに対して、その壁を打ち破れず苦しんでいる。
過去のシーズンを考えてもどちらかと言えば、ポゼッションサッカーのチームに対して、強かったが、そういったチームは激減した。
守備的リスクの少なく、サイドが上がり易い3バックが、増えて来たのもその傾向と言える。
現状、長澤 徹監督の采配は、「是」ではあるが、トレンドに対する対策を確立できていないという意味では、「非」である。
そういったものをどう突き破れるか。
今後の監督の采配に注目していきたい。
5、満足度
3点(10点満点)
深刻な得点不足。
それを改善できないままの敗戦となった。
約10,000人以上の大観衆の前でのこの内容での敗戦は、痛いものとなった。
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
まだまだ未熟なので、おかしい点があるかもしれないので、反対意見歓迎ですし、間違いなどありましたらご指摘などのコメント宜しくお願いします。
21加地 亮の良さは言うまでもないが、岡山には26田中 奏一が居る。
それを感じさせる活躍だった。
そういった意味では、「是」である。
しかし、21加地 亮のクロスや守備やポジショニングを支える視野の広さと冷静さは、26田中 奏一を大いに上回る。
そこで、色々と駆け引きが求められる前半の戦いなどは、21加地 亮に頑張って貰い、疲れた後半に26田中 奏一というのには、理に適っている。
特にビハインドの状況であるならば縦にどんどん仕掛ける26田中 奏一の投入は、大きな武器になる。
そう考えると今後も考えたい起用であり、出番は、増えてくることは、間違いなさそうだ。
4-3:采配の是非(5植田 龍二郎のFWでの投入)
内容と結果を考えると「非」である。
しかし、将来性や現状を考えると「是」となる。
ターゲットなる同じタイプの13久保 裕一のパフォーマンスを考えても一番求められる空中戦という部分で、5植田 龍二郎に分がある。
得点力は13久保 裕一の方が、現状あるが、後ろからの援護に乏しい岡山の現状の攻撃を考えれば、経験を積んで、彼の成長に期待するしかないという側面がある。
ここで、説明しておくべき点は、何故5植田 龍二郎が、敵陣で、競り勝てないかである。
セットプレーや自陣での空中戦と違い、助走をつけて競るのではなく、体を入れて抑えて、ポジションを取る事が重要だからである。
つまり、前方に飛ぶのと後方に飛びのとでは、勝手が違うのである。
現状そこに戸惑っており、なかなか勝てない状況が続いている。
しかし、今練習でも1トップして、経験を積んでおり、TRMでは、ゴールを決めた。
徐々にではあるが、伸びてくる可能性もある。
現状、5植田 龍二郎に頼るのではなく、スタメン組を引っ張って残り時間僅かで交代という方針であり、5植田 龍二郎への期待度は低い。
そう考えると、5植田 龍二郎への過度の期待は禁物ではあるが、それでもその可能性を信じるしかないのが、現状の苦しさを物語っていると言える。
4-4:監督の采配(チームの方向性)
現状を考えると最先端のサッカーである事は間違いない。
岡山が、悪いというよりは、J2のレベルがかなり上がって来たというのが、実際の所である。
縦に速く、かつ堅守。
これが、今の世界的トレンドのサッカーである。
金沢の躍進を見ても、指導者のレベルも上がっており、そのチーム作り一つで、一気にJ1まで駆け上がれる。
J2の昇格争いの激しさの様に各チームの監督の戦いも熱を帯びている。
J2サッカーマガジンや欧州フットボール批評といった雑誌を見ても監督の差は、やはりあるものの一つのテーマに向かってのチーム作りが、進められている。
現状の岡山は、そのトレンドである堅守速攻のチームに対して、その壁を打ち破れず苦しんでいる。
過去のシーズンを考えてもどちらかと言えば、ポゼッションサッカーのチームに対して、強かったが、そういったチームは激減した。
守備的リスクの少なく、サイドが上がり易い3バックが、増えて来たのもその傾向と言える。
現状、長澤 徹監督の采配は、「是」ではあるが、トレンドに対する対策を確立できていないという意味では、「非」である。
そういったものをどう突き破れるか。
今後の監督の采配に注目していきたい。
5、満足度
3点(10点満点)
深刻な得点不足。
それを改善できないままの敗戦となった。
約10,000人以上の大観衆の前でのこの内容での敗戦は、痛いものとなった。
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
まだまだ未熟なので、おかしい点があるかもしれないので、反対意見歓迎ですし、間違いなどありましたらご指摘などのコメント宜しくお願いします。
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