2015:A代表:W杯アジア2次予選:H:vsシンガポール「UAE戦の悪夢再来は防ぐが厳しい開幕」その2
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杉野雅昭
2015年06月20日 15:32 visibility331
2、短評
立ち上がりから日本が、優位に試合を進める。
UAE戦の様に失点こそしなかったが、日本が一方的に攻める展開となった。
引いて守るシンガポールの堅守を日本は、なかなか崩せず、気が付いてみれば、試合は、終了していた。
今後の予選へ影響が残す結果と内容であり、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督のメンタルケアの部分で、次の試合に繋げて欲しい。
3、試合考察
3-1:采配の是非「チーム作り」
これは、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督の意向でもあるが、某批評雑誌にても、選手自身も縦への意識を高めてそれを定着させるために最初は、「やり過ぎぐらいに縦へ出して行きたい」というインタビュー記事があった。
こういった話が、選手から出ているという事を考えると、過剰までなる縦意識は、監督の方針ではあるが、選手の方がより意識していたと感じる。
今後は、バランスを考えての攻撃も出来る様になってくれば、より良いサッカーが出来るだろう。
また、サッカー全般における日本の問題点を分析した上で、そこを指導しているのが、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督であるという記述があった。
実際、色々な点が、短期間ながら大幅に変更された。
上記で上げた速攻への意識の高さからの縦への意識。
細部の個人のプレーに関して。
クラブと代表との関係性。
選手選考・起用による競争意識促進。
様々な面で、日本のために尽くしている。
そして、型に捕らわれないとも記述があった。
対戦相手とチーム状態によって、色々な戦い方が出来る、ヴァヒド・ハリルホジッチ流。
選手とスタッフを含めたチーム日本代表で、毎試合戦っている。
徹底的にお互い納得するまで対話をする事で、相互理解を含め、信頼を築いていく。
サッカーの戦術を超えた影響力を持つ監督という事が分かる。
後は、それをどう良いサッカーに結果に繋げていくのか。
ヴァヒド・ハリルホジッチ監督のサッカーは、奇しくも世界的トレンドとなっており、堅守速攻のチームが、増えて来た。
堅守速攻のスタイルが、Jリーグでも増えており、世界的トレンドもあるだろうが、Jリーグのサッカーの主流戦術が、増えたのに影響があるのは、間違いないだろう。
よって、明確な「縦に速い堅守速攻のサッカー」という明確な方針の下、人として人の繋がりを大事にする良いチームジャパンを作れている。
3-2:采配の是非(4-2-3-1から4-4-2への変更)
試合途中で2トップに変更した。
これは、非常に効果的だった。
前線が横に並んで、狭い中央に密集して、縦に入ったパスに対して、密集状態による数の守備によるボールロストをしやすい状況の打開に成功した。
そして、11宇佐美 貴史と4本田 圭佑が、サイドのやや低めの位置を取る事で、マークを分散できるようになった事で、サイド攻撃が有効となった。
また、SBとの関係性も良くなり、オーバーラップのシーンが増えた事で、サイド攻撃に厚みが出来た。
3-3:采配の是非(8原口 元気の低めの位置での起用)
これは、謎の采配だった。
得点力のある選手を入れて、得点機会を増やそうという意図があると思われるが、中盤と前への関係が悪くなり、バランスが崩れた。
8原口 元気の持ち味であるドリブルを見せる場面が無く、何も出来ないまま試合が、終わってしまった。
これは、攻撃の枚数を増やすという狙いではあったと思うが、空振りに終わった失策である。
3-4:極端な対戦相手
親善試合とのモチベーションとコンディション。
こういった事を考えた時に事前の3試合では、対戦相手に明らかに欠如されていた。
レベル差も勿論あるが、あれが公式戦であれば、同じようになっただろうか。
シンガポールの様にしっかり引いて守るという戦術を親善試合でとるだろうか?
そう考えた時にこうして引いて守る相手に対しての研究と対策は、難しいだろう。
どうしても公式戦で、今後こういった戦い方を選ぶチームは増えるだろうし、ここを突き破れるだけの勝負強さというのを見せたい。
そこを破らなければUAE戦とこのシンガポール戦の様な過ちを繰り返すだろう。
立ち上がりから日本が、優位に試合を進める。
UAE戦の様に失点こそしなかったが、日本が一方的に攻める展開となった。
引いて守るシンガポールの堅守を日本は、なかなか崩せず、気が付いてみれば、試合は、終了していた。
今後の予選へ影響が残す結果と内容であり、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督のメンタルケアの部分で、次の試合に繋げて欲しい。
3、試合考察
3-1:采配の是非「チーム作り」
これは、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督の意向でもあるが、某批評雑誌にても、選手自身も縦への意識を高めてそれを定着させるために最初は、「やり過ぎぐらいに縦へ出して行きたい」というインタビュー記事があった。
こういった話が、選手から出ているという事を考えると、過剰までなる縦意識は、監督の方針ではあるが、選手の方がより意識していたと感じる。
今後は、バランスを考えての攻撃も出来る様になってくれば、より良いサッカーが出来るだろう。
また、サッカー全般における日本の問題点を分析した上で、そこを指導しているのが、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督であるという記述があった。
実際、色々な点が、短期間ながら大幅に変更された。
上記で上げた速攻への意識の高さからの縦への意識。
細部の個人のプレーに関して。
クラブと代表との関係性。
選手選考・起用による競争意識促進。
様々な面で、日本のために尽くしている。
そして、型に捕らわれないとも記述があった。
対戦相手とチーム状態によって、色々な戦い方が出来る、ヴァヒド・ハリルホジッチ流。
選手とスタッフを含めたチーム日本代表で、毎試合戦っている。
徹底的にお互い納得するまで対話をする事で、相互理解を含め、信頼を築いていく。
サッカーの戦術を超えた影響力を持つ監督という事が分かる。
後は、それをどう良いサッカーに結果に繋げていくのか。
ヴァヒド・ハリルホジッチ監督のサッカーは、奇しくも世界的トレンドとなっており、堅守速攻のチームが、増えて来た。
堅守速攻のスタイルが、Jリーグでも増えており、世界的トレンドもあるだろうが、Jリーグのサッカーの主流戦術が、増えたのに影響があるのは、間違いないだろう。
よって、明確な「縦に速い堅守速攻のサッカー」という明確な方針の下、人として人の繋がりを大事にする良いチームジャパンを作れている。
3-2:采配の是非(4-2-3-1から4-4-2への変更)
試合途中で2トップに変更した。
これは、非常に効果的だった。
前線が横に並んで、狭い中央に密集して、縦に入ったパスに対して、密集状態による数の守備によるボールロストをしやすい状況の打開に成功した。
そして、11宇佐美 貴史と4本田 圭佑が、サイドのやや低めの位置を取る事で、マークを分散できるようになった事で、サイド攻撃が有効となった。
また、SBとの関係性も良くなり、オーバーラップのシーンが増えた事で、サイド攻撃に厚みが出来た。
3-3:采配の是非(8原口 元気の低めの位置での起用)
これは、謎の采配だった。
得点力のある選手を入れて、得点機会を増やそうという意図があると思われるが、中盤と前への関係が悪くなり、バランスが崩れた。
8原口 元気の持ち味であるドリブルを見せる場面が無く、何も出来ないまま試合が、終わってしまった。
これは、攻撃の枚数を増やすという狙いではあったと思うが、空振りに終わった失策である。
3-4:極端な対戦相手
親善試合とのモチベーションとコンディション。
こういった事を考えた時に事前の3試合では、対戦相手に明らかに欠如されていた。
レベル差も勿論あるが、あれが公式戦であれば、同じようになっただろうか。
シンガポールの様にしっかり引いて守るという戦術を親善試合でとるだろうか?
そう考えた時にこうして引いて守る相手に対しての研究と対策は、難しいだろう。
どうしても公式戦で、今後こういった戦い方を選ぶチームは増えるだろうし、ここを突き破れるだけの勝負強さというのを見せたい。
そこを破らなければUAE戦とこのシンガポール戦の様な過ちを繰り返すだろう。
その3に続く。
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