2015:J2:22節:H:vsV・ファーレン長崎「柔軟性に欠く采配」その2
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杉野雅昭
2015年07月12日 16:50 visibility51
2、得点経過
H:岡山:1-0:33伊藤 大介(19片山 瑛一)
経過
35岩政 大樹が、浮き球のミドルパスを19片山 瑛一の足下へ出す。
19片山 瑛一は、近くにいた24矢島 慎也に落とす。
19片山 瑛一は、落としてすぐ裏へ走り出しており、それを見た24矢島 慎也が、ダイレクトで裏へのスルーパス。
19片山 瑛一が、裏へ抜け出すとGK1大久保 択生と1対1となってかわそうとするが、かわしきれず長崎DFに引っかかる。
しかし、19片山 瑛一も粘ってなんとかクリアさせず、奪いにいった。
すると毀れ球が、33伊藤 大介の下へと転がり、それを33伊藤 大介が押し込んで、岡山の得点。
コメント
やはり、岡山は浮き球のパスを出して、空中戦をさせるよりは、足下につけた方が、こういった展開になり易い。
加えて、24矢島 慎也と19片山 瑛一の距離が非常に近く、お互いの動きを感じやすかったので、裏へスルーパスを出すことが出来た。
A:長崎:1‐1:39高橋 祐太郎(5石神 直哉)
経過
5石神 直哉のCKに35岩政 大樹のマークを振り切って、39高橋 祐太郎が、フリーで頭で合わせた。
強烈なヘッドが、岡山のゴールに突き刺さって、長崎の得点。
コメント
ファーサイドに密集して、中央にスペースを意図的に作り出して、そこに飛び込むという長崎の狙い通り。
マンマークでのCKの短所を的確に突いた素晴らしいCK。
3、試合考察
3-1:早過ぎた守備固め
後半頭から中盤を厚くして、守備を固めた。
結果的に攻め手を欠き、シュートが打てず、逆に防戦一方の難しいゲームとした。
やはり、何かしら意図したカウンターを狙える守備固めにしないといけない。
しかし、前節の京都戦でも同様の采配を取ったが、終盤の短い時間のみだった。
この試合は、頭からであり、あまり早過ぎる。
長崎が、ここ6試合無得点という事を考慮してもやり過ぎた守備固めである。
19片山 瑛一が、負傷で交代せざる得なかったとはいえ、流れを渡してしまったという意味で、失策としか言えない。
3-2:トレスボランチに関して
本来は、中盤を厚くする効果が、期待出来る時に採用すべきである。
長崎は、中央を崩す個人技攻めるというよりは、ロングパスやサイド攻撃からの崩し岡山ゴールに迫っていた。
そう考えると守備での恩恵を受け難く、逆に浮いている選手が出来てしまった。
さらに十分守れ、攻撃がある程度機能(優勢とまでいかない)していたが、これを採用したことで、機能しなくなった。
何故ならば前線に二人しかいないからである。
本来ピッチを広く使えるだけの人数が欲しい。
しかし、二人になった事で、2トップが近くいれば長崎側もマークし易く、離れれば孤立してまう。
そういった事で、前線までボールが運べなくなった。
19片山 瑛一と交代で入った、17島田 譲もオーバーラップすべき場面で後ろに留まった。
また、サイドの二人も守備に忙殺したり、上がっても出しどころなく、孤軍奮闘を強いられた。
明らかに攻撃の人数不足であり、攻め手を失った。
それが、後半の攻撃の停滞の理由である。
H:岡山:1-0:33伊藤 大介(19片山 瑛一)
経過
35岩政 大樹が、浮き球のミドルパスを19片山 瑛一の足下へ出す。
19片山 瑛一は、近くにいた24矢島 慎也に落とす。
19片山 瑛一は、落としてすぐ裏へ走り出しており、それを見た24矢島 慎也が、ダイレクトで裏へのスルーパス。
19片山 瑛一が、裏へ抜け出すとGK1大久保 択生と1対1となってかわそうとするが、かわしきれず長崎DFに引っかかる。
しかし、19片山 瑛一も粘ってなんとかクリアさせず、奪いにいった。
すると毀れ球が、33伊藤 大介の下へと転がり、それを33伊藤 大介が押し込んで、岡山の得点。
コメント
やはり、岡山は浮き球のパスを出して、空中戦をさせるよりは、足下につけた方が、こういった展開になり易い。
加えて、24矢島 慎也と19片山 瑛一の距離が非常に近く、お互いの動きを感じやすかったので、裏へスルーパスを出すことが出来た。
A:長崎:1‐1:39高橋 祐太郎(5石神 直哉)
経過
5石神 直哉のCKに35岩政 大樹のマークを振り切って、39高橋 祐太郎が、フリーで頭で合わせた。
強烈なヘッドが、岡山のゴールに突き刺さって、長崎の得点。
コメント
ファーサイドに密集して、中央にスペースを意図的に作り出して、そこに飛び込むという長崎の狙い通り。
マンマークでのCKの短所を的確に突いた素晴らしいCK。
3、試合考察
3-1:早過ぎた守備固め
後半頭から中盤を厚くして、守備を固めた。
結果的に攻め手を欠き、シュートが打てず、逆に防戦一方の難しいゲームとした。
やはり、何かしら意図したカウンターを狙える守備固めにしないといけない。
しかし、前節の京都戦でも同様の采配を取ったが、終盤の短い時間のみだった。
この試合は、頭からであり、あまり早過ぎる。
長崎が、ここ6試合無得点という事を考慮してもやり過ぎた守備固めである。
19片山 瑛一が、負傷で交代せざる得なかったとはいえ、流れを渡してしまったという意味で、失策としか言えない。
3-2:トレスボランチに関して
本来は、中盤を厚くする効果が、期待出来る時に採用すべきである。
長崎は、中央を崩す個人技攻めるというよりは、ロングパスやサイド攻撃からの崩し岡山ゴールに迫っていた。
そう考えると守備での恩恵を受け難く、逆に浮いている選手が出来てしまった。
さらに十分守れ、攻撃がある程度機能(優勢とまでいかない)していたが、これを採用したことで、機能しなくなった。
何故ならば前線に二人しかいないからである。
本来ピッチを広く使えるだけの人数が欲しい。
しかし、二人になった事で、2トップが近くいれば長崎側もマークし易く、離れれば孤立してまう。
そういった事で、前線までボールが運べなくなった。
19片山 瑛一と交代で入った、17島田 譲もオーバーラップすべき場面で後ろに留まった。
また、サイドの二人も守備に忙殺したり、上がっても出しどころなく、孤軍奮闘を強いられた。
明らかに攻撃の人数不足であり、攻め手を失った。
それが、後半の攻撃の停滞の理由である。
その3に続く。
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