2015:JFL:後期5節:H:vs鹿児島ユナイテッド「勝利の陰に隠れた課題」その2
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杉野雅昭
2015年07月19日 01:22 visibility106
2、得点経過
A:鹿児島:0-1:13山田 裕也(?)
1本のスルーパスが裏へ出されるも29曺 圭承(チョ・ギュスン)が懸命に足を伸ばす。
しかし、届かず、13山田 裕也が、裏へ抜け出してGK21木和田 匡と1対1。
重心が下のシュートに傾いていた21木和田 匡の上部を抜ける強烈なシュートを13山田 裕也が放つ。
21木和田 匡は反応できず、ゴールネットにシュートが突き刺さり、鹿児島の得点。
H:岡山N:1-1:16藤岡 浩介(PK)
29曺 圭承(チョ・ギュスン)が、インターセプトか駆け上がる。
ドリブルで、バイタルエリア手前まで侵入すると、鹿児島の選手を引き付け、前線の選手に付けるパス。
パスを受けた28幡野 貴紀?が、ワンタッチで、後方へ逸らす。
裏へ16藤岡 浩介が抜け出すが、鹿児島の選手に倒されてPK。
16藤岡 浩介が、そのPKを自ら蹴り、冷静に決めて、岡山の得点。
H:岡山N:2-1:16藤岡 浩介(?)
鹿児島が前がかり(攻めていた)時に、奪っての誰かのパスかクリアボール(どちらか確認できず)がDFラインと中盤の間の16藤岡 浩介に出る。
16藤岡 浩介と15小林 秀征?が前線に残っていて、ゴールに向かって行く二人。
15小林 秀征?が、フリーランを見せ、シュートコースを作る。
16藤岡 浩介は、そこを見逃さず、グラウンダーの地を這う強烈なシュートを放つ。
GK1植田 峻佑が飛びつくも届かず、ゴールに転がっていき、岡山の得点。
3、試合考察
3-1:スペースを消す相手に対する攻撃の課題(出来なかった事)
岡崎戦と栃木戦で、見せた楔形パスの連発できなかった。
その理由は、鹿児島の岡山Nのパスコースを遮断する的確なポジショニングである。
岡山Nも何度も縦を狙っていたが、通らないことが多かった。
サイドに打開を求めるも今までの縦への速さは落ち、早いタイミングでクロスを入れる事で、打開を図ろうとするが、早い寄せから1対1の対応で、それを防がれる事も多かった。
3-2:スペースを消す相手に対する攻撃の課題(打開の手段)
この試合で、そういった問題点を打破したのが、CBのオーバーラップ。
特に29曺 圭承(チョ・ギュスン)のオーバーラップは、迫力があった。
トップチームにも無いCBの果敢な攻め上がりで、トップの6竹田 忠嗣の様なプレーである。
しかし、6竹田 忠嗣より足下の技術が上手く、フィジカルも強く、視野が広い。
実際、その一度のプレーから得点に繋げた。
これは、こういった守備力の高い相手に対して、効果的な攻撃手段と言える。
しかし、まだまだ回数が少なく、攻撃の質の向上と、回数を増やす事が求められる。
3-3:スペースを消す相手に対する攻撃の課題(我慢強さ)
劣勢だからと行って、引き過ぎず、前線に多くの人数を残す。
カウンターからの得点奪取、攻守の切り替えの速さ、2次攻撃に対する押し上げを牽制する圧力といった効果がある。
この試合でも2点目の16藤岡 浩介の得点もそういった効果である。
岡山は、後期から前線に3人を残す形を採用しており、良質なカウンターを発動する攻撃に繋げている。
しかし、まだまだシュートまで持っていける回数が少なく、後方からボール奪取から前線へ如何に効果的パスを通すのか。
我慢強く、ハイプレスをしつつ、如何にフリーとなり、良い距離感を取るか、上位に勝つにはまだまだ改善の余地がある。
A:鹿児島:0-1:13山田 裕也(?)
1本のスルーパスが裏へ出されるも29曺 圭承(チョ・ギュスン)が懸命に足を伸ばす。
しかし、届かず、13山田 裕也が、裏へ抜け出してGK21木和田 匡と1対1。
重心が下のシュートに傾いていた21木和田 匡の上部を抜ける強烈なシュートを13山田 裕也が放つ。
21木和田 匡は反応できず、ゴールネットにシュートが突き刺さり、鹿児島の得点。
H:岡山N:1-1:16藤岡 浩介(PK)
29曺 圭承(チョ・ギュスン)が、インターセプトか駆け上がる。
ドリブルで、バイタルエリア手前まで侵入すると、鹿児島の選手を引き付け、前線の選手に付けるパス。
パスを受けた28幡野 貴紀?が、ワンタッチで、後方へ逸らす。
裏へ16藤岡 浩介が抜け出すが、鹿児島の選手に倒されてPK。
16藤岡 浩介が、そのPKを自ら蹴り、冷静に決めて、岡山の得点。
H:岡山N:2-1:16藤岡 浩介(?)
鹿児島が前がかり(攻めていた)時に、奪っての誰かのパスかクリアボール(どちらか確認できず)がDFラインと中盤の間の16藤岡 浩介に出る。
16藤岡 浩介と15小林 秀征?が前線に残っていて、ゴールに向かって行く二人。
15小林 秀征?が、フリーランを見せ、シュートコースを作る。
16藤岡 浩介は、そこを見逃さず、グラウンダーの地を這う強烈なシュートを放つ。
GK1植田 峻佑が飛びつくも届かず、ゴールに転がっていき、岡山の得点。
3、試合考察
3-1:スペースを消す相手に対する攻撃の課題(出来なかった事)
岡崎戦と栃木戦で、見せた楔形パスの連発できなかった。
その理由は、鹿児島の岡山Nのパスコースを遮断する的確なポジショニングである。
岡山Nも何度も縦を狙っていたが、通らないことが多かった。
サイドに打開を求めるも今までの縦への速さは落ち、早いタイミングでクロスを入れる事で、打開を図ろうとするが、早い寄せから1対1の対応で、それを防がれる事も多かった。
3-2:スペースを消す相手に対する攻撃の課題(打開の手段)
この試合で、そういった問題点を打破したのが、CBのオーバーラップ。
特に29曺 圭承(チョ・ギュスン)のオーバーラップは、迫力があった。
トップチームにも無いCBの果敢な攻め上がりで、トップの6竹田 忠嗣の様なプレーである。
しかし、6竹田 忠嗣より足下の技術が上手く、フィジカルも強く、視野が広い。
実際、その一度のプレーから得点に繋げた。
これは、こういった守備力の高い相手に対して、効果的な攻撃手段と言える。
しかし、まだまだ回数が少なく、攻撃の質の向上と、回数を増やす事が求められる。
3-3:スペースを消す相手に対する攻撃の課題(我慢強さ)
劣勢だからと行って、引き過ぎず、前線に多くの人数を残す。
カウンターからの得点奪取、攻守の切り替えの速さ、2次攻撃に対する押し上げを牽制する圧力といった効果がある。
この試合でも2点目の16藤岡 浩介の得点もそういった効果である。
岡山は、後期から前線に3人を残す形を採用しており、良質なカウンターを発動する攻撃に繋げている。
しかし、まだまだシュートまで持っていける回数が少なく、後方からボール奪取から前線へ如何に効果的パスを通すのか。
我慢強く、ハイプレスをしつつ、如何にフリーとなり、良い距離感を取るか、上位に勝つにはまだまだ改善の余地がある。
その3に続く。
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- 事務局に通報しました。
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