2015:J2:26節:A:vs栃木SC「喜べない現状」その2
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杉野雅昭
2015年07月27日 21:05 visibility137
2、得点経過
H:栃木:1-0:13河本 明人(PK)
4荒堀 謙次のクロスは逆サイドまで抜けるが、対応した21加地 亮が先にボールに触った13河本 明人を蹴ってしまいPK。
13河本 明人が自ら蹴り、1中林 洋次の動きを冷静に見極めて、しっかり決めて、栃木の得点。
H:栃木:2-0:14阪野 豊史(13河本 明人)
CKのボールがファーサイドに流れる。
その先にいた13河本 明人が拾って、21加地 亮が対応する。
13河本 明人は、21加地 亮を振り切り、クロスを入れる。
クロス先にいた14阪野 豊史がいて、35岩政 大樹がついていたが、上手くポジションをとっており、35岩政 大樹を飛ばせず、ヘディングシュートを放つ。
叩きつけたボールに1中林 洋次が動けず、栃木の得点。
A:岡山:2-1:39篠原 弘次郎(25田所 諒)
25田所 諒のCKをニアに蹴る。
そこで、先に触った39篠原 弘次郎が、頭で合わせて、ファーサイドへすらす。
これが、GK16桜井 繁の上を超えて行き、岡山の得点。
A:岡山:2-2:オウンゴール(26中野 洋司)
24矢島 慎也が、浮き球のボールを13久保 裕一に出す。
13久保 裕一が、頭で裏へ出す。
9岡本 英也が反応するが、対応した26中野 洋司が先に触るも、これがオウンゴールとなり、岡山の得点。
3、試合考察
3-1:チームとしての方向性(監督と選手の意識の差)
監督は、当初守備を重視した戦い方を志向。
しかし、守備に偏重したため明確な得点パターンを作り出す事が出来なかった。
守備固めをしたらカウンターの芽まで潰してしまう采配。
監督は、縦へに速くを全面に出すため奪ったらロングボールといった戦術をとった。
しかし、研究されてくれるとそこが警戒され、そのロングボールの成功率が下がった。
前線にポストプレーが、得意な選手は居なかった事で収まらず、攻撃する時間が減り、結果的に得点力不足に陥った。
選手たちは、足下へのパスで攻めた方が良いと考えており、監督と意向が違った。
選手ミーティングで、足下で繋ぐサッカーで、2連勝するも監督の消極的な采配で、引き分けになるとチームの保っていたバランスが、崩れた。
その後、大宮と徳島に大敗を喫すると、続くC大阪にも逆転負け。
足下のパスで崩すのか、浮き球のロングパスで、攻めるのか。
こういった明確な形を作り出せず、攻守の切り替えの遅さに繋がっている。
そして、持ち味のハードワークも無駄走りが多くなり、肝心な時に走れなくなった事で、走れてない印象ともなっていた。
気が付けば降格圏も見えて来て、危険水域にま達しつつある。
監督と選手の意識のズレが、生じている可能性もあり、厳しい状況である。
3-2:チームの方向性(栃木戦での同点劇)
追いつけたのは、何故か?
それには、明確な答えがある。
パワープレーという空中戦という明確な戦い方が出来たからである。
しかし、それも栃木が、空中戦に不安を抱えてたからであり、空中戦に強いチームであればこういった展開は、難しかっただろう。
今季の岡山のパワープレーは、35岩政 大樹を上げた時に一定の成果をあげているが、非常手段であり、出来ればそういった手段を取る前に有利に展開に繋げたい。
そのためには、流れからの得点パターンの確立は、必要である。
3-3:チームの方向性(具体的課題)
現代サッカーで、ボールをポゼッションする必要はないが、その先を行って、素早く縦に速く運ぶ事が求められている。
ボールを奪って、素早く縦に運ぶのに必要な事。
それは、距離感とポジショニング、人数。
この3点である。
岡山は、ボールを奪った時に出し手を探す事が多い。
前線にも人数が足りておらず、そのパスを引き出すポジショニングも不十分である。
これが、攻守の切り替えの遅さに繋がっており、運動量が少ない原因である。
守備意識の高さが、攻撃の厚みというのを失う原因となっており、どうバランスを取るのか。
こういったとこで、揺れ動いているため、最近の大量失点に繋がっている。
H:栃木:1-0:13河本 明人(PK)
4荒堀 謙次のクロスは逆サイドまで抜けるが、対応した21加地 亮が先にボールに触った13河本 明人を蹴ってしまいPK。
13河本 明人が自ら蹴り、1中林 洋次の動きを冷静に見極めて、しっかり決めて、栃木の得点。
H:栃木:2-0:14阪野 豊史(13河本 明人)
CKのボールがファーサイドに流れる。
その先にいた13河本 明人が拾って、21加地 亮が対応する。
13河本 明人は、21加地 亮を振り切り、クロスを入れる。
クロス先にいた14阪野 豊史がいて、35岩政 大樹がついていたが、上手くポジションをとっており、35岩政 大樹を飛ばせず、ヘディングシュートを放つ。
叩きつけたボールに1中林 洋次が動けず、栃木の得点。
A:岡山:2-1:39篠原 弘次郎(25田所 諒)
25田所 諒のCKをニアに蹴る。
そこで、先に触った39篠原 弘次郎が、頭で合わせて、ファーサイドへすらす。
これが、GK16桜井 繁の上を超えて行き、岡山の得点。
A:岡山:2-2:オウンゴール(26中野 洋司)
24矢島 慎也が、浮き球のボールを13久保 裕一に出す。
13久保 裕一が、頭で裏へ出す。
9岡本 英也が反応するが、対応した26中野 洋司が先に触るも、これがオウンゴールとなり、岡山の得点。
3、試合考察
3-1:チームとしての方向性(監督と選手の意識の差)
監督は、当初守備を重視した戦い方を志向。
しかし、守備に偏重したため明確な得点パターンを作り出す事が出来なかった。
守備固めをしたらカウンターの芽まで潰してしまう采配。
監督は、縦へに速くを全面に出すため奪ったらロングボールといった戦術をとった。
しかし、研究されてくれるとそこが警戒され、そのロングボールの成功率が下がった。
前線にポストプレーが、得意な選手は居なかった事で収まらず、攻撃する時間が減り、結果的に得点力不足に陥った。
選手たちは、足下へのパスで攻めた方が良いと考えており、監督と意向が違った。
選手ミーティングで、足下で繋ぐサッカーで、2連勝するも監督の消極的な采配で、引き分けになるとチームの保っていたバランスが、崩れた。
その後、大宮と徳島に大敗を喫すると、続くC大阪にも逆転負け。
足下のパスで崩すのか、浮き球のロングパスで、攻めるのか。
こういった明確な形を作り出せず、攻守の切り替えの遅さに繋がっている。
そして、持ち味のハードワークも無駄走りが多くなり、肝心な時に走れなくなった事で、走れてない印象ともなっていた。
気が付けば降格圏も見えて来て、危険水域にま達しつつある。
監督と選手の意識のズレが、生じている可能性もあり、厳しい状況である。
3-2:チームの方向性(栃木戦での同点劇)
追いつけたのは、何故か?
それには、明確な答えがある。
パワープレーという空中戦という明確な戦い方が出来たからである。
しかし、それも栃木が、空中戦に不安を抱えてたからであり、空中戦に強いチームであればこういった展開は、難しかっただろう。
今季の岡山のパワープレーは、35岩政 大樹を上げた時に一定の成果をあげているが、非常手段であり、出来ればそういった手段を取る前に有利に展開に繋げたい。
そのためには、流れからの得点パターンの確立は、必要である。
3-3:チームの方向性(具体的課題)
現代サッカーで、ボールをポゼッションする必要はないが、その先を行って、素早く縦に速く運ぶ事が求められている。
ボールを奪って、素早く縦に運ぶのに必要な事。
それは、距離感とポジショニング、人数。
この3点である。
岡山は、ボールを奪った時に出し手を探す事が多い。
前線にも人数が足りておらず、そのパスを引き出すポジショニングも不十分である。
これが、攻守の切り替えの遅さに繋がっており、運動量が少ない原因である。
守備意識の高さが、攻撃の厚みというのを失う原因となっており、どうバランスを取るのか。
こういったとこで、揺れ動いているため、最近の大量失点に繋がっている。
その3に続く。
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